山開き!新緑まぶしい弥彦山の頂へ
県内随一のパワースポット、弥彦村。
まずは、神聖な空気が漂う弥彦神社で切実なお願いを…
チカポン「無事に帰ってこられますように」
その神社の背後にそびえたつ弥彦山。
新緑の中、634メートルの山頂を目指しましたよ。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は弥彦村を訪ねました。
登山口で出迎えてくれたのは、山岳ガイドの田中さんです。
チカポン「私、山登り初心者なんですよ」
田中卓さん(山岳ガイド)
「ここは気軽に登れる山ですんでね、ご一緒しましょうか?」
チカポン「いいんですか?」
歩くのは、初心者向けの表参道ルート。
半日あれば下山できる手軽さが人気の弥彦山。
なんと年間25万人もの登山客が訪れるんですってす。
チカポン「緑が豊かで気持ちいいですね。田中さんは何回くらい登ったことがあるんですか?」
田中さん「私は、2830回くらい」
チカポン「えー!」
田中さん「来るたびに咲く花が変わっているし、景色が変わって、登り始めると毎日来たくなる」
チカポン「へー」
チカポン「田中さん、もしかしてここは?」
田中さん「はい、一合目です」
![](https://www.uxtv.jp/wp/wp-content/uploads/sites/65/2021/05/20210515-Tanken20.jpg)
チカポン「やっと着いた…じゃ、2時間くらい休んでいきましょうか?」
田中さん「ははは」
![](https://www.uxtv.jp/wp/wp-content/uploads/sites/65/2021/05/20210515-Tanken22.jpg)
切なる提案もむなしく、軽やかに登っていく田中さん。
四合目を過ぎたあたりで、発見したものは…
田中さん「オオイワカガミと言います」
チカポン「あー、かわいい。ピンク色の」
初夏の弥彦山を代表する山野草、オオイワカガミ。
名前の由来は、この葉っぱにあります。
田中さん「鏡みたいに顔が映るくらいピカピカしています」
チカポン「あー」
チカポン「ちょっときついなって時にこういったお花を見ると頑張れますね」
その後も、歩くたびに目を楽しませてくれる弥彦山の花々…
チカポン「どうしてこんなにもいっぱいお花が咲いているんでしょうか?」
田中さん「ちょうどここは平野の中の単独の山。だから小鳥の中継所になっている」
その鳥たちのフンに混じった植物の種が芽を出すため、
弥彦山は草花の宝庫になっているんです。
![](https://www.uxtv.jp/wp/wp-content/uploads/sites/65/2021/05/20210515-Tanken38-min.jpg)
田中さん「こんにちは」
チカポン「こんにちは。こうやってすれ違うたびに挨拶が交わせていいですね」
さぁ、七合目の手前に来ると視界が開けてきました。
チカポン「うわー、すごーい!」
たどり着いたのは、越後平野を一望できる絶景スポット!
チカポン「なんじゃ、こりゃー。奥の山まできれいに」
田中さん「下のところが弥彦村」
チカポン「そうですか」
田中さん「いっぺんに疲れが取れたでしょ」
チカポン「はい」
景色にも励まされ、ここからは、ラストスパート!
山頂の気配を感じつつ、最後の気力を振り絞ります。
登山開始から4時間、ついにその時が…
チカポン「登頂でーす!わー!えーーん」
チカポン「すごいですね。さっきよりはるかに…」
目の前に広がる大パノラマ!苦労が報われた瞬間です。
チカポン「登ったぞ!」
山頂の神様にお参りをして、登山完了。
チカポン「私の山登りの姿見てどうでしたか?」
田中さん「うーん、ちょっと運動不足かな。ははは」
チカポン「きょう、弥彦山に登ってみて、癒しをいっぱい吸収して、すごくすっきりとした気分です」
チカポン「今日はありがとうございました」
田中さん「ご苦労さんでした」
チカポン「よし!ラーメン食べよ♪」
弥彦山登山
弥彦村弥彦
0256-94-3131(弥彦村役場)