山開き!新緑まぶしい弥彦山の頂へ
県内随一のパワースポット、弥彦村。
まずは、神聖な空気が漂う弥彦神社で切実なお願いを…
チカポン「無事に帰ってこられますように」
その神社の背後にそびえたつ弥彦山。
新緑の中、634メートルの山頂を目指しましたよ。
県内30市町村をめぐる、「チカポンの探県日和」。
今回は弥彦村を訪ねました。
登山口で出迎えてくれたのは、山岳ガイドの田中さんです。
チカポン「私、山登り初心者なんですよ」
田中卓さん(山岳ガイド)
「ここは気軽に登れる山ですんでね、ご一緒しましょうか?」
チカポン「いいんですか?」
歩くのは、初心者向けの表参道ルート。
半日あれば下山できる手軽さが人気の弥彦山。
なんと年間25万人もの登山客が訪れるんですってす。
チカポン「緑が豊かで気持ちいいですね。田中さんは何回くらい登ったことがあるんですか?」
田中さん「私は、2830回くらい」
チカポン「えー!」
田中さん「来るたびに咲く花が変わっているし、景色が変わって、登り始めると毎日来たくなる」
チカポン「へー」
チカポン「田中さん、もしかしてここは?」
田中さん「はい、一合目です」
チカポン「やっと着いた…じゃ、2時間くらい休んでいきましょうか?」
田中さん「ははは」
切なる提案もむなしく、軽やかに登っていく田中さん。
四合目を過ぎたあたりで、発見したものは…
田中さん「オオイワカガミと言います」
チカポン「あー、かわいい。ピンク色の」
初夏の弥彦山を代表する山野草、オオイワカガミ。
名前の由来は、この葉っぱにあります。
田中さん「鏡みたいに顔が映るくらいピカピカしています」
チカポン「あー」
チカポン「ちょっときついなって時にこういったお花を見ると頑張れますね」
その後も、歩くたびに目を楽しませてくれる弥彦山の花々…
チカポン「どうしてこんなにもいっぱいお花が咲いているんでしょうか?」
田中さん「ちょうどここは平野の中の単独の山。だから小鳥の中継所になっている」
その鳥たちのフンに混じった植物の種が芽を出すため、
弥彦山は草花の宝庫になっているんです。
田中さん「こんにちは」
チカポン「こんにちは。こうやってすれ違うたびに挨拶が交わせていいですね」
さぁ、七合目の手前に来ると視界が開けてきました。
チカポン「うわー、すごーい!」
たどり着いたのは、越後平野を一望できる絶景スポット!
チカポン「なんじゃ、こりゃー。奥の山まできれいに」
田中さん「下のところが弥彦村」
チカポン「そうですか」
田中さん「いっぺんに疲れが取れたでしょ」
チカポン「はい」
景色にも励まされ、ここからは、ラストスパート!
山頂の気配を感じつつ、最後の気力を振り絞ります。
登山開始から4時間、ついにその時が…
チカポン「登頂でーす!わー!えーーん」
チカポン「すごいですね。さっきよりはるかに…」
目の前に広がる大パノラマ!苦労が報われた瞬間です。
チカポン「登ったぞ!」
山頂の神様にお参りをして、登山完了。
チカポン「私の山登りの姿見てどうでしたか?」
田中さん「うーん、ちょっと運動不足かな。ははは」
チカポン「きょう、弥彦山に登ってみて、癒しをいっぱい吸収して、すごくすっきりとした気分です」
チカポン「今日はありがとうございました」
田中さん「ご苦労さんでした」
チカポン「よし!ラーメン食べよ♪」
弥彦山登山
弥彦村弥彦
0256-94-3131(弥彦村役場)