【第415回】2025年7月16日(水)場所:新潟グランドホテル ※社屋工事に伴い
- ●検討課題
- 「地上波テレビとコンプライアンス~テレビの信頼回復に向けて~」
- ●出席委員(敬称略)
- 【委員長】
小泉裕子
【委員】
五十嵐弘幸 小林俊之 櫻井香子 佐藤健之 佐藤未希 佐藤久恵 南雲友美
- ●主な発言
- ・健全な組織は自己抑制・自己修正システムが機能する。そのためのリーダーの選出・組織作りが課題。
・コンプライアンスの重要性が叫ばれる一方で、講習会が開かれても受講者は受け身になりがち。立場を変えて、自分事としてロールプレイングするなども対策の一つ。
・選挙報道を巡るSNSの情報などについてファクトチェックする報道も増えている。玉石混交の情報が多い中、正しい情報の指針を与えることもテレビ局の社会的責任であり信頼回復にもつながる。
・昨今テレビ局で起きている問題を見ると、当事者におごりがあったのではと感じられる。さらにそれを認めていた企業体質にも問題があった。
・ネットの普及などにより社会が複雑化し、新たな人権意識も生まれている。そこをキャッチアップする努力が必要。
・地上波・テレビ番組は生活に彩りを与えてくれるものの一つ。高齢社会で在宅の人はテレビを通じて社会とつながる面もある。人を孤独にさせない、励ましてくれるソフト。地元のメディアとして活動してほしい。
・テレビは関心のない情報でも伝えてくれる・正確な情報・広い視野を与えてくれる。そこにテレビの重要性があり、そこを担うことこそメディアの社会的責任。