新鮮な野菜が買えることで人気の産地直売所。
ヒット商品はどんな人が作っているのか?
人気の秘密を探るため、生産者をたどる企画、
「産直ヒット商品 ルーツをたどれ!」第3弾でした。
魚沼市の国道252号沿いにある「魚沼園芸 ものずき村」。
秋野菜がズラリと並ぶ中、一番人気は赤いカボチャ「あかもん」。
新潟県では、ここでしか手に入らないんです。
一般的な緑のカボチャより甘く、ホクホクしているのが特徴。
1カ月で700個売れる大ヒット商品です。
もともとは、福島の金山町が発祥のカボチャ。
それを食べた魚沼の生産者・佐藤文一さんが気に入って栽培を始めました。
佐藤さんの畑は、標高350mの山の中腹。
ツルの長さは10m。孫ツルをカットして間引くことで、「あかもん」の実に栄養を与えています。
試行錯誤の末5年がかりで栽培に成功したそうです。
「魚沼園芸 ものずき村」 魚沼市三渕沢40-1
問:025-799-4801
営:午前8時~午後5時
村上市の国道7号沿いにある「とれたて野菜市」。
安くて新鮮な野菜を求めて、大賑わい。
特に賑わっていたのは加工品コーナー。
栗おこわ、焼きおにぎり、村上名物ひじきの豆腐寄せなど、おいしそうなお総菜が約30種類。
作っているのは「畑のアイドル」と呼ばれる生産者のお母さんたち。
野菜はお母さんたちの畑で採れたものを使って作ります。この日はズイキを収穫。
甘酢漬けにしました。
一番人気は笹だんご。
村上産のヨモギをふんだんに使うため、味も香りもいいんです。
ピーク時は、なんと1日4000個作るほどの人気!
北海道から沖縄まで、全国から注文が殺到する大ヒット商品。
名物を支えていたのは、元気いっぱいの畑のアイドルでした。
「とれたて野菜市」 村上市九日市809
問:0254-66-8172
営:午前8時15分~午後5時15分