産地直送の新鮮な野菜を買えることから大人気の産地直売所。通称「産直」。
そこにあるヒット商品のおいしさや人気の秘密を探るため、生産者に会いに行く企画の第4弾です。
今回まるどりっ!が注目したのは田上町と見附市にある直売所。
田上町にニューオープンした道の駅「道の駅 たがみ」。
オープンを心待ちにしていたお客さんで、直売所の前は大行列!
店内にはメイドイン田上の商品が勢ぞろい。
みなさん興味深げにお買い物していました。
そんな中でも特においしくて評判になっているのが、こちらの田上産サトイモ!
質が良くてしっかりした食感が人気だそうです。
道の駅オープンから2週間で1000袋以上売れたという大人気商品。
このサトイモを作っているのが田上で農家を営む佐藤潤一さん(35)と2人の若者。
田上発の新たなブランド野菜を作りたいと
3年前にサトイモ栽培を始めました。
五泉のサトイモ農家から種芋を譲り受け、もともと田んぼだった土地をサトイモ畑に転用。
サトイモが成長する土づくりにも励み、大きくて実がしっかりしたサトイモができたんです。
若い2人の力も借りて、田上からサトイモのブランドを生み出そうと頑張っています。
「道の駅たがみ」
住所:田上町大字原ヶ崎新田3072‐1
直売所の営業時間 9:30〜17:00(12月〜3月:10:00〜16:00)
電話:0256-47-0661
続いては見附市の「パティオにいがた」内にある直売所「健幸めっけ」。
こちらのヒット商品が肉厚のシイタケ。
早ければ午前中に売り切れてしまうほど人気なんだとか。
このシイタケを作っているのがシイタケ栽培歴47年のベテラン、笹岡傅一さん(70)
11月は収穫の最盛期。
多い日には、1日で300キロも採れるそうで、朝夕2回に分けて取らないと間に合わないそうです。
大きなシイタケを作る秘密は、シイタケの土壌となる菌床の大きさ。
笹岡さんはこれをすべて手作りしているのですが、この大きさが一般のものより3倍近く大きいそう。
入っている栄養が多い分、大きいシイタケができるんだとか。
ただ、菌床は大きいほど、夏場は腐りやすいというリスクもあります。そのため、朝、晩、ハウスに来てはシイタケの様子を見て、まめに温度や湿度を調整しているそうです。
笹岡さんが大変な手間をかけているから、こんなにいいシイタケができるんですね。
「パティオ新潟」
住所:見附市今町1-3358
直売所の営業時間 9:30〜19:00
電話: 0258-94-6212