県が認定する「にいがたの名工」。
競技大会で入賞するなど、優れた技術を持つ職人を毎年度認定し、表彰しています。
職種は菓子職人、みそ醸造人、理容師など様々。
今年度は5人の職人が選ばれ、まるどりっ!ではその中から「日本料理人」と「杜氏」の名工を訪ねました。
1人目は、長岡グランドホテルで日本料理の料理長を務める野元真善さん(40)。
34歳の若さで料理長に就任。
過去には日本料理の全国大会で優勝したこともあり、その腕は広く認められています
卓越した包丁技術と、日本の四季を見事に表現する芸術的な盛り付け。野元さんの匠の技を覗きました。
「長岡グランドホテル 季節料理と地酒 南天」
住所:長岡市東坂之上町1-2-1
電話:0258-33-2102(レストラン)
ランチ:11:00~14:00 ディナー:17:00~21:00(L.O.19:30)
続いては、妙高市「千代の光酒造」で杜氏を務める片桐清司さん(60)。
杜氏とは、酒造りの一切を取り仕切る責任者のこと。
毎年、原料となる米の質が変わる中で、変わらぬ味の日本酒を作り続けること、それが杜氏の使命だといいます。
その年の米質を把握するため、片桐さんは米作りから携わります。
さらに米の質を常にチェックするため、片桐さん自ら酒蔵に入り、自分の手で作業しています。
お米の性質を熟知した片桐さんの努力で、毎年、変わらぬ千代の光のお酒ができていました。
「千代の光酒造」
住所:妙高市窪松原656
電話:0255-72-2814