昭和の人形劇番組で手腕を発揮した
人形作家のタナカマサオさん。
小千谷市の事務所には過去に制作した操り人形がたくさん。
内部に仕込まれた棒のからくりで、首が動く「棒使い人形」
口をパクパクさせて喋ることができる「表情人形」
人形は種類によって、様々な作り方をするそうですが
最も基本的なのは、発泡スチロールの彫刻。
タナカさんは刺身包丁を巧みに使い、人形の形を作り上げていきます。
2日かけて彫刻したものが鬼の顔の人形。
今にも飛び出してきそうな立体感です。
人形劇番組が多く制作されていた1970、80年代に
東京で人形作りの技を磨きました。
その後、様々な立体造形を生み出し、制作総数は500体以上。
地元、小千谷市のキャラクターはデザインから手掛けました。
今はリニューアルした二代目が活躍しています。
現在も着ぐるみなど様々な依頼を受けて人形を作り続けています。
【タナカ・デザイン事務所】
小千谷市桜町677-15 TEL 0258ー820ー450