2021年10月16日10/16 新たな販路を模索する飲食店

特別警報は解除されたものの

新型コロナ禍で苦境に立つ飲食店。

以前のように気軽に来店してもらうことが難しい状況です。

一方で、最近、街でよく見かけるのがキッチンカーや24時間お店の料理が買える「無人販売所」。

今回は、この2つの分野で苦境を乗り切ろうと奮闘する飲食店を取材しました。

最初に紹介するのは、ことし8月末、三条市の一ノ木戸商店街にオープンした「むじん商店」。

お店の中に店員さんはおらず、24時間営業で冷凍パックされた地元飲食店の料理をいつでも買うことができます。

店内に入ると、中には大きな冷凍庫。

冷凍庫を覗くと、料亭の釜めし、総菜店が作るモツ煮、三条名物のお菓子等々、

地元のお店11店舗が作る食品およそ40品が並んでいます。

レンジで温めるだけでお店の本格的な総菜を楽しめます。

料金は一律1000円。

お客さんが自分で料金箱に入れます。

オープンしてから1カ月半。

噂を聞きつけて遠方から来るお客さんや

夕食を求めて来る近所の人などで多い日には200人が訪れるそうです。

料理を提供する飲食店は、できるだけおいしくお店の味を届けられるように試行錯誤してメニューを開発しました。

このお店をきっかけに飲食店始め、地域全体の活性化が期待されます。

「むじん商店」

住所:三条市林町一丁目1846番地3

https://www.instagram.com/mujin_sanjo/

続いて、最近全国でも台数が増えているというキッチンカー。

お客さんを待っているだけでなく、自分から人が集まる場所に行けて

なおかつ走っているだけで宣伝になり、お店を知ってもらえるなど

プラス面が多いとキッチンカーのオーナーさんは言っていました。

また、初期費用の相場も100万円~500円と

実店舗に比べ安く済むというのも増加の一因とのこと。

また、実店舗を持ちながらキッチンカーを始めたお店もあります。

中央区にあるカレー専門店「VOVO」。

新潟に本格的なスパイスカレーを広めた第一人者と言われる名店。

このお店を任されて7年になる笹川さんは

新型コロナ禍で、このままでは飲食店が危ない、という強い危機意識からキッチンカーをスタート。

お店は笹川さん一人で切り盛りしているため昼営業が終わった後にお店を閉めてキッチンカーを出します。

キッチンカーでもお店で食べるVOVOのカレーと同じ満足感を味わってもらうため器の形や盛り付けなど、試行錯誤しました。

お客さんも近くに来てくれるのでうれしいと言っていました。

日によって集客はまちまち。労力も余計にかかりますが

笹川さんは「キッチンカーを出店し続けることに意味がある」といいます。

これからも身近でおいしいお店の料理が食べられるキッチンカーの需要は伸びそうです。

「VOVO新潟本店」

住所:新潟市中央区本町通9番町1344−2 マンション大西 1F

営業時間:ランチ 午前11時30分~午後3時

     ディナー 午後5時~午後9時30分(日曜は午後8時30分まで)

定休日:火曜日

電話番号: 025-224-9249

※キッチンカーの出店場所や出店日はお店のインスタグラムで告知しています

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