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2021年11月13日11/13 事件解決に一役!警察犬の訓練に密着

近年、認知症高齢者が行方不明になるケースが増加。

ここ数年は過去最多を更新し続け、社会問題になっています。

そんな行方不明者の捜索に登場するのが「警察犬」

人間の3千から6千倍(※諸説あります)ともいわれる嗅覚を使い対象者を探し当てます。

しかし、現場で立てるようになるには日々の訓練が欠かせません。

今回は、あまり知られていない警察犬の一日を覗きました。

現在、県内では13頭の警察犬が活躍しています。

実は警察犬には2種類あり、

県警が直接訓練する「直轄警察犬」が2頭。

民間の有志が委託を受けて育てる「嘱託警察犬」が11頭。

出動は年間100件ほどだといいます。

まずは県警が育てる「直轄警察犬」の訓練所にお邪魔しました。

西区小新西にある「新潟県警察学校」。

その一角に、設立から44年を迎える警察犬訓練所があります。

警察犬係の遠藤さんと吉田さん。

実は専任の担当者はこのお2人のみ。

警察犬が暮らす犬舎に案内してもらいました。

シェパード犬のイドゥナ号(11歳)

人間でいうと70歳ほどですがまだ現役。

そしてラブラドールレトリバーのディディ号(4歳)。

元気で甘えん坊な性格です。

午前8時、訓練開始。

担当者が「ふせ」や「待て」などの号令を出して従わせる「服従訓練」

5種類の異なる臭いをかぎ分ける「臭気選別」

足跡のにおいを辿って対象者を追跡する「足跡追及(そくせきついきゅう)」。など

現場を想定した様々な訓練を行います。

ベテラン警察犬のイドゥナ号はこれまで約460件の捜査に帯同。

引退後はこの場所で最後まで面倒をみます。

長年協力してくれたパートナーへの務めだと言います。

警察犬係長の遠藤さんは「我々のところに縁があって来てくれたからには、能力を高めてあげて、皆さんに貢献できるように頑張っていきたい」とおっしゃっていました。

続いては民間で育てる「嘱託警察犬」のもとへ。

長岡市宮内に嘱託警察犬のジョイ号(9歳)と飼い主の金井さんがいます。

県内では現在11頭が活動中の嘱託警察犬。

原則、飼い主が住んでいる警察署から要請を受け、

行方不明者の捜索など管内で起きた事件の捜査に協力します。

嘱託警察犬になるためには、県警が毎年実施する審査を通過する必要があります。

しかも、一度合格すればいいわけではなく、毎年更新しなければ続けられません。

そのため、日々の訓練は欠かせず、金井さんは自宅の庭を整備して訓練場にしました。

訓練方法はインターネットなどを使い独学で身に着けたといいます。

ジョイ号はこれまで、およそ20件の捜査に協力。

そのときは必ず金井さんも一緒に行きます。

警察犬は社会に貢献したいという思いのもと

犬と人とのたゆまぬ努力で成り立っていました。

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