春になると、屋根の上で瓦を取り付ける瓦ぶき職人が見られるようになります。
先月、富山県で日本一の瓦ぶき職人を決める大会「全瓦連技能グランプリ2022」が開催されました。制限時間内で、いかに正確に瓦屋根を取り付けられるかを競います。
そこで日本一に輝いたのが、新潟市秋葉区の小川等さん。
県勢としては16年ぶりの快挙。
日本一に輝いた理由は、「精緻な加工技術」
瓦は焼き物のため、1枚1枚微妙に形がちがいます。
それをピッタリと組み合わせるために、削って調整。
電動ノコギリの刃をなでるように当てて、1ミリ程度削るといいます。
この繊細な作業が、全国からも認められる職人技。
大会では、昔ながらのタガネで削らなければならなかったため
先輩の職人から指導を受けて、猛特訓。
精度を高めて、隙間が全くない美しい瓦ぶきを行うことに成功。
これが日本一に輝いた理由です。
若き瓦ぶき職人の挑戦はこれからも続きます。
【小川瓦店】
新潟市秋葉区川口92ー5
0250-22ー8082