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2024年04月26日(金)本日の番組表

2021年4月17日4/17 町工場のヒット商品 人気の秘密は…?

燕市の町工場から

生産が追い付かなくなるほどのヒット商品が生まれています。

 

そこにはひとつの共通点が。

それは、仕掛け人が“職人経験ゼロ”の社員だということ。

 

どんなアイデアから生まれたのか?

調査してきました。

 

最初の町工場は1948年創業の杉山金属。

 



 

そこで最長入荷1年待ちになっているのが

「ホットサンド焼き機」

 



 

一般的な、食パンを2枚重ねて作るものと比べると半分ほどの大きさ。

食パン1枚でホットサンドが作れるというアイデア商品です。

 

この商品を手がけたのが、営業部長の小川陽介さん。

 



 

お子さんにホットサンドを食べさせるときに

どうしても余ってしまうことから

食パン1枚で作れるホットサンド焼き機を考えたんだとか。

 

そこから試行錯誤を重ねて2年かけて完成。

 

すると、数年前からブームになっていた

ソロキャンプの影響もあって大人気に。

 

このヒットで、ほかの製品への注文も増え、

海外からも発注が来るようになったそうです。

 



 

「杉山金属」

営業時間:午前9時~午後5時 ※土日祝は出荷業務停止

電話番号:0256-63-8125

住所:燕市小池3633-10

 

 

続いての町工場は「本間製作所」。

 



 

ここで作られているのは一般的なものより深く作られたボウル。

フチの部分が平らになっていて持ちやすくなっています。

 



 

ものづくりの技術を結集させたボウルで、優れモノなのですが、

あとは「どう売るか」が重要でした。

 

そこで活躍したのが、もともとネット販売の仕事をしていた小片昇さん。

 



 

ネット戦略にたけた小片さんが販売の作戦をたてました。

まずは、一般消費者からの反応を窺うため、クラウドファンディングを利用。

すると、1500人近いユーザーから、1000万円を超える資金が集まり、

大きな反響が寄せられました。

 

さらに、自社のホームページも

商品の魅力が伝わりやすいデザインにリニューアルしたところ、海外からも問い合わせが来るようになりヒット商品に。

 

長年、培ってきたものづくりの技術と、

緻密なネット戦略が融合し、ヒット商品が生まれたのです。

 



 

「本間製作所」

電話番号:0256-63-2333

住所:燕市秋葉町3丁目20番9号

 
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