色とりどりの花が咲く春。
山あいでは、ミツバチが作るハチミツの採れる季節を迎えています。
県内トップクラスの生産量を誇る養蜂家が橋元友哉さん。
この時期ハチミツ採取で大忙しなんです。
巣箱の中には、約3万匹が集めた蜜がたっぷり。
貯めた蜜はミツバチが夜中のうちに羽根で仰いで糖度を高めるため
早朝に採蜜すると、より甘いハチミツがとれるそうです。
さらに巣箱からキレイな蜜だけを厳選するのが橋元さんのこだわり。
採れる量は減りますが、雑味のない味を目指しています。
こだわってとったハチミツは過去に2度
県の品評会で最優秀賞に輝き、直売所でも人気なんです。
さらに、県内の農家にイチゴの受粉用でミツバチを貸し出しています。
ハチミツ採取と並行して巣箱の点検作業も行っているそうです。
1年でハチミツを採取するのはわずか2カ月間。6月末まで作業をするそうです。
橋元さんのハチミツは県内10店舗の直売所で販売しています。