こちらの大きな魚、「玉サバ」といいます。
長岡発祥の金魚で、丸々としたボディと優雅な尾びれが特長。
約30年前から山古志地域を中心に養殖されています。
代表的な生産者が丸新養鯉場の田中三史さん。
田中さんの玉サバは、模様もさまざま。およそ10種類あるそうです。
錦鯉と同じように、この時期に野池に放して秋までのびのびと泳がせるのが飼育のポイント。
最大45センチのジャンボ玉サバを育てることができるそうです。
田中さんは手塩にかけて育てた玉サバを世界へ発信。
タイやインドネシアなど、海外への販路を開拓。
すると、アジアやヨーロッパの錦鯉愛好家が興味を示し、
今では、世界約15カ国から注文が来るようになりました。
海外で人気が高まっている玉サバ。
世界中の人を魅了する、錦鯉のような金魚を目指して田中さんの挑戦は続きます。