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2024年04月29日(月)本日の番組表

2023年7月29日7/29 障がい者が全力で演技!「劇団わくわく」

舞台の上で堂々と演技をする若者たち。

彼らの多くには障がいがあります。

今年で創立10周年を迎える「劇団わくわく」。

障がいのある若者とその家族などで構成されています。

彼らの舞台は本格的な演技に加え、歌やダンスと、エンタメ性が抜群。

とにかく観ていて楽しいと評判で年に一度開催する公演では300人を超える観客が訪れます。

モットーは「観ている人も演じている人もわくわくさせる」

障がいをもつ若者たちが全力で演技する人気劇団に密着しました。

今回取材したのは6月24日に行われた、劇団わくわく10周年記念公演

「青春!山の下学園 バスケット部の巻」。

この日のために1年かけて稽古をしてきたそうです。

本番直前の稽古から密着しました。

公演2週間前。新潟市東区にある「東区プラザ」。

実際に公演が行われる場所です。

この日はホールを借りて本番さながらの稽古を行います。

今回の劇は架空の高校を舞台にした青春ドラマ。

弱小バスケ部が廃部を逃れるため団結して強豪校に挑むというストーリー。

2時間にわたる長編劇です。

障がいのある彼らですが、カンペなどでセリフのサポートはしません。

この1年間、ほぼ毎週末稽古をしてセリフを頭に叩き込んできました。

主人公のキャプテン役は午前と午後で入れ替わるダブルキャスト。

主人公は特にセリフが多い役。

ということで、滝沢さんの自主練習にお邪魔しました。

今回の役には並々ならぬ想いがあるという滝沢さん。

さらに主人公のアキラは心臓に持病があるという設定。

自身もダウン症で持病があるため、境遇を重ね合わせています。

そして迎えた公演当日。

滝沢さん、緊張しつつも練習の成果を発揮してしっかり演じています。

お客さんはダンスシーンで手拍子をしてくれたり、とってもいい雰囲気。

そして滝沢さんが何度も練習した、主人公が泣くシーンでは

迫真の演技で観客の心を掴みました。

大きな拍手に包まれて公演が終了

障がい者と家族が作りあげる「劇団わくわく」。

笑顔で楽しく演技に取り組み、わくわくと感動を観客に届けました。

例年は1年に一回のみ開催される劇団わくわくの公演ですが

実は2023年9月「あしたの星 2023」というイベントの中で再演されます。

興味を持った方は生でご覧になってください。

「あしたの星 2023」

2023年9月16日(土)17日(日)

場所:東区プラザ(新潟市東区)

1日目 9/16(土)

不登校、発達障がいについてのトークセッション

開場13:30(予定)開演14:00(予定)

2日目 9/17(日)

劇団わくわく 10周年記念公演

「青春!山の下学園 バスケット部の巻」

公演1回目 10:00開場 10:30開演

公演2回目 13:30開場 14:00開演

入場料 1000円

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