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2024年04月29日(月)本日の番組表

2021年8月28日8/28 100年の伝統を守るすだれ職人

今回は、夏の風物詩「すだれ」の話題。

新潟市中央区のすだれ専門店で100年続く伝統を守る職人がいます。

 

田中忠夫さん74歳。

昔ながらの製法でたった1人ですだれを作り続けています。



こだわりは、材料1本1本の色や太さが統一された美しい見た目。



そのために、作り始める前の選別作業に最も手間をかけています。



多い日は1日5000本を1人でチェック。

微妙に違う色合いや太さを見極めて、仕分けるそうです。



選別した材料を、40年以上前から使っている

足踏み織機という機会で1本1本編んでいきます。

これも地道で根気のいる作業。



時代の流れとともにすだれの需要は減り、大変な時期もあったそうですが

今も必要としてくれる人がいるから、辞めずに作り続けてきました。



田中さんのすだれは、新発田市の建具店が手がける

簾戸という建具にも使われています。



近年では、お洒落なデザインのドアに装飾としてすだれが使われたり



昔ながらのすだれは、洋室にも合う現代風な形へ生まれ変わっているそうです。



【新通屋すだれ店】

新潟市中央区東堀通9-1394

025-222-6769

 

【高橋建具製作所】

新発田市小舟町1-15-5

0254-22―6450

 

 
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