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2021年9月18日9/18 馬の命を守る!引退競走馬を育てる牧場

胎内市にある牧場「松原ステーブルス」。

 

オーナーの松原正文さん、60歳。

牧場を始めて15年になります。

 



 

ここで暮らす16頭の馬たち。

その多くが、引退した競争馬です。

 



 

松原さんはレースに出られなくなり、

処分される運命にあった馬たちを引き取って育てています。

 



 

 

北海道日高町出身の松原さん。

幼い頃から馬は身近な存在でした。

新潟県競馬の調教師との出会いをきっかけに騎手として活躍。

その後、調教師も経験しました。

 

しかし、競馬の世界に身を置くうちに、成績が悪かったりケガをしてしまった馬は引退させられ、引き取り手がなければ処分されてしまうという事実に心を痛めていました。

 



 

馬を一年でも長生きさせてあげたいという思いから松原さんは調教師を辞め、引退した競走馬が余生を過ごすための牧場を開きました。

 

ここでは一般の人が自由に厩舎に入って馬と触れ合ったり

 



 

事前予約をすれば1回500円から乗馬体験ができます。

 



 

松原さんの理念に共感し、今では10人ほど運営をともにする仲間もできました。

 

その一人、明星泰崇(あけぼしやすたか)さん。

この牧場を新たなステージへ進めるため、松原さんが意志を託した人です。

 



 

持続的な活動を目指すため、明星さんを代表として、今年5月にNPO法人を発足。

 

資金集めにクラウドファンディングを実施し、目標金額を上回る450万円を集めました。

 

この資金をもとに、近所にある空き家を借りて新規事業「うま友留学」を始動しています。

 



 

小中学生を中心に全国から生徒を募集。

ここで生活しながら馬の飼育などを行うことで子ども達に豊かな心を育んでもらおうという試みです。

 



 

一度は「不要」とされ、

処分される運命にあった馬たちですが

 

足をケガしてしまったり、年老いて人を乗せられなくなっても

人を笑顔にしたり、命の大切さを教えてくれる役割をしっかりと担ってくれています。

 







 

馬の命を守り、存在価値を与えるため、

松原さんはこれからも活動を続けます。

 



 

「松原ステーブルス」

胎内市築地字築地原2484

070-8489-8787

営業時間:毎日11時~16時
時期や天候により変更になる場合があります。
年末年始はお休み

 
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