対岸にはない左岸の価値は、下町情緒豊かで地縁が今も生きている。萬代橋からみなとぴあまでの間には、素晴らしい景観と2つのホテル、レストランがあります。この地区は、かつては石炭を扱っていて固いイメージでした。これからは女性が来てくれる、たおやかな場が実現できいけたら素晴らしいですね。日本各地の港とも連携し、開かれた地域でありたいと思います。
丸新グループのルーツは、石油の国・越後において「石油精製」に生涯をかけ、昭和の石油王と呼ばれた新津恒吉翁に遡ります。昭和シェル石油の礎を築いた恒吉翁は、新潟市公会堂を寄付するなど社会貢献に腐心、またゲストハウスとして邸宅を建築(公益財団法人新津記念館として保存)しています。
戦後、丸新グループ創業者新津義雄は、経済の発展とともに車社会の到来の中で、「石油流通」をベースとして起業しました。石油製品販売に加え、LPガス、物流サービス、さらには生活関連商品販売へと業容を拡大。現在はエネルギー・物流サービスをベースに自動車関連サービス、総合インフラサービスを強化しつつ、企業の社会的責任の一環として、地球環境改善サービスの新たな分野にチャレンジを続けています。