新潟県の花角知事は県内観光の復活に向けて水際対策のさらなる緩和を国に求めました。花角知事は１４日午前、長野県の阿部知事や妙高市の入村市長らとともに清水真人国土交通政務官と面会。外国人の個人旅行解禁や入国者数の上限撤廃などの一日も早い実施を要望しました。政府も緩和を検討していますが、秋冬の観光シーズンを前に早急な対応を求めたものです。花角知事は面会後「この冬を逃したら本当に大変な打撃になるという中で、個人旅行解禁・ビザ免除を希望する。Ｇ７加盟国でこうした対応を取っているのは日本だけだと思う」と述べました。また新潟空港を含む地方空港の国際線再開や、国を挙げての誘客キャンペーンの実施も求めています。清水政務官は要請を受け「思いは十分にわかる。関係省庁と相談して検討したい」と返答したということです。