2025.09.29【プロ野球2軍|オイシックス】今季最終戦「MVPはサポーターの皆様」サポーターへの感謝を胸に【新潟】
オイシックス 1-4 楽天
28日、今シーズン最終戦に臨んだプロ野球2軍・オイシックス新潟アルビレックスBC。試合後にはサポーターへ感謝の思いを伝えました。
約3300人が駆けつけたシーズン最終戦。サポーターの声援を背に、ホーム・エコスタで楽天と対戦しました。オイシックスの先発は、2019年に中日で開幕投手を務めた新潟市出身の笠原。1回に味方のエラーも絡み先制を許しますが、2回以降は粘りのピッチングを披露します。圧巻だったのは5回ツーアウトからでした。イニングをまたいでの3者連続三振。笠原は6回を投げ、1失点と試合を作ります。
笠原の力投に応えたい打線は、知念と藤原の連打でチャンスを作ります。しかし、あと1本を出すことができず得点とはなりません。
その後、リードを4点に広げられ迎えた9回。一矢報いたいオイシックス打席には7番・藤原。
■藤原大智選手
「サポーターの皆さんの『行け!行け!』という思いがボールに乗ってくれたと思う。サポーターの皆さんのおかげでシーズンを戦えた。」
藤原のソロホームランで1点を返します。
しかし、反撃もここまで・・・今シーズン最終戦を勝利で飾ることはできず。それでもスタンドからは温かい拍手が送られました。
■武田勝監督
「サポーターの皆様、今シーズンも熱いご声援ありがとうございました。おかげさまで去年の勝利数・順位を上回ることができました。〝2025年度のMVPはサポーターの皆様〟です、おめでとうございます。本当にありがとうございました。」
この試合でNPB2軍戦・参加2年目のシーズンを終えたオイシックス。リーグ・最終順位は8チーム中7位と昨シーズンからひとつ順位を上げました。
■武田勝監督
「選手がよく頑張ってくれて、去年に比べてミスが減ったこと。1点を少ないチャンスの中でもぎ取っていった結果だと思う。」
試合後、サポーターと交流した選手たち。
今年の来場者数は、昨年度の7万9825人を大幅に超える10万3701人となりました。
■サポーター
「勝った試合もあれば負けた試合もあって楽しかった。」
「楽しませてもらった、来年も応援します。」
「来年はもっと勝率を上げてもらいたい。」
「サインボールをもらえてうれしい、来年はHRをたくさん見たい。」
■笠原祥太郎投手
「いつも以上に大きな声援をもらってすごく力になった。来年・再来年ともっと応援してもらえるように、チームとしても力を底上げしていけたらと思う。」
■武田勝監督
「NPB2軍戦・参加3年目を目指す中で、もっとサポーターの皆様に認知してもらえるようなチームにしたい。来季はさらに今年の成績を上回れるように頑張っていきたい。」