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2025.07.28【夏の高校野球|新潟大会】7年ぶりの頂点か?夏連覇か?決勝は1点争う好ゲームに(中越-新潟産大附)【新潟】

【夏の高校野球|新潟大会】7年ぶりの頂点か?夏連覇か?決勝は1点争う好ゲームに(中越-新潟産大附)【新潟】
中越 3-2 新潟産大附
夏の高校野球・新潟大会、甲子園をかけた決勝戦が26日に新潟市のハードオフエコスタジアムで行われました。試合は1点を争う、まさに決勝にふさわしい好ゲームとなりました。

夏の高校野球・新潟大会、決勝の舞台に立ったのは春の王者・第1シードの『中越』とノーシードから2年連続の優勝を狙う『新潟産大附属』。7年ぶりの頂点か、夏連覇か。

試合は序盤から動きます。1回オモテ、先頭の新潟産大附属・宮がヒットで出塁すると、その後ランナー2塁・1塁として打席には前の試合で5打点と好調のエース小平!タイムリーツーベースで先制すると、さらにバッテリーミスを逃さず追加点を奪います。

1回ウラ、先発のマウンドには先制タイムリーを放った新潟産大附属・小平乃希。フォアボールと2本のバントヒットで満塁とされ、バッターボックスには中越の4番・窪田。押し出しのフォアボールで1点差に詰め寄られると、さらに5番・渡辺のセカンドゴロの間にランナーが帰り、同点に。なおも2アウト3塁・1塁のピンチ。キャッチャー角張の好送球で逆転を許しません。

その後は両投手が粘りのピッチングをみせます。スコアボードにゼロが並ぶ一進一退の攻防。同点のまま迎えた7回オモテ、新潟産大附属はツーアウトからフォアボールを選ぶと、ここで中越ベンチが動きます。エースナンバーを背負った雨木天空がマウンドへ。ツーアウト2塁・1塁のピンチを中越のエースが切り抜けました。

直後の7回ウラ。7番・平澤が高校入学後初ホームラン!均衡を破るソロホームランで中越が勝ち越しに成功します。さらに8回ウラ、ツーアウト3塁の場面で4番・キャプテンの窪田。しかし、三振。ここは新潟産大附属のエース・小平に意地を見せつけられます。

中越が1点リードの9回オモテも、エース雨木がマウンドへ。ただ、1アウト2塁一打同点のピンチに。しかし、小山をセンターフライに打ち取って、これで2アウト。

甲子園まであとアウト1つ-

「三振ゲームセット」

『中越』が7年ぶり、県内最多に並ぶ12回目の甲子園の切符をつかみ取りました。


■中越 窪田優智主将(3年)
「今まであったつらいことが全部あって良かったなと思えた瞬間だったのでうれしかった。相手が考えてやってきたことを上回っていく。頭で勝つ、気持ちで勝つ、そこを甲子園で見せつけたい。」

■中越 本田仁哉監督
「卒業生が胴上げしてくれるのが一番うれしい。お前らのおかげ本当ありがとう。それまでの悔しい思いをした先輩たち、卒業生たち。不足や失敗を(OBも現役も)みんなで共有して隙なく勝ち切る。そこまでこだわるかと細部にこだわってやってきたところが、そこに逃げずに立ち向かってきたところが今年のチームの強さ。」


■新潟産大附属球児
「甲子園行きたかったな。」

■新潟産大附属 吉野公浩監督
「ようやったで。(甲子園に)行けないのは悔しいけどな。」
「練習はやっぱりうそをつかないし、練習は不可能を可能にする。去年の選手以上に今年の3年生は本当に良く練習した。それが今回の準優勝の結果につながった。」

■新潟産大附属 小平乃希投手(3年)
「甲子園には行きたかったが、最後楽しく投げられたので後悔はない。(後輩には)私立4強と呼ばれるくらいの学校をつくってほしい。」
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