2025.07.02【高校野球|注目校③】県内最多12回の夏の甲子園出場「日本文理」【新潟】
日本文理の二枚看板
今年の夏の高校野球・新潟大会。大会前にこの夏の注目校をシリーズでお伝えします。3回目は『日本文理』です。
県内最多12回の夏の甲子園出場を誇る日本文理。
この夏はノーシードからのスタートです。強豪ひしめく激戦ブロックから夏の頂を目指します。
■日本文理 鈴木崇監督
「甲子園からの導きだと思って、試合の中で成長できる形をいただける組み合わせなので試合ではそれを爆発させる。」
覚悟を語るのが日本文理の二枚看板。抜群の制球力で多彩な変化球を操る番場晃太郎と、最速140km/hの威力抜群のストレートが武器の小網太陽です。
■日本文理 小網太陽投手(3年)
「やってやるぞという気持ちが一番強い。」
■日本文理 番場晃太郎投手(3年)
「この夏は挑戦者なので、どんな場面でも食らいつく存在でありたい。自分たちの学年は入学してから一度も甲子園の景色を見ていないので、後輩にも甲子園という舞台を見せてあげたい。」
伝統のつなぐ打線も夏に向け、調子を上げています。中心は3年生の斎藤開道。春は高いミート力を武器に5割を超える打率をマークしました。
■日本文理 齋藤開道選手(3年)
「チャンスで回ってきたら必ず返すという気持ちで、チームに勢いをもたらすバッティングがしたい。」
50m6秒2の俊足に加え、長打力も兼ね備える立山慧は勝負強さが光ります。
■日本文理 齋藤開道選手(3年)
「言葉に影響力がある人。」
■日本文理 小網太陽投手(3年)
「太陽のように輝いてみんなを照らしてくれる存在です。」
投打ともにタレントがそろう中、仲間から厚い信頼を置かれる選手がいます。キャプテンの佐々木大陽。声で仲間を鼓舞するチームのムードメーカーです。春の敗戦以降、今年のチームの課題克服に向け一つのテーマを掲げています。
■日本文理 佐々木大陽主将(3年)
「(監督に)促されて練習の雰囲気が上がるのはまだまだと思う。そこが自分たちの学年では一番克服が難しい課題。〝自燃力〟がテーマなのでそこだけは意識をしてやっている。」
〝自ら心を燃やす力〟それこそが勝利に必要な姿勢。キャプテンが示す姿がチームの雰囲気を変えました。
ノーシードから全国制覇へ。名門の底力を見せる夏が始まります。