2025.07.27【柏崎刈羽原発】再稼働に関する2回目の公聴会 19人の公述人が意見【新潟】
意見を述べる南魚沼市の牧野晶市議
柏崎刈羽原発の再稼働について、県民の意見を聞く2回目の公聴会が27日に開かれ、19人の公述人が意見を述べました。
今回の公聴会は、原発から30km圏内に位置する長岡市や見附市・十日町市などの住民も対象となりました。一般公募や業界団体などから推薦された合わせて19人がオンラインで参加し、今回は初めて氏名を公表して意見を述べる公述人もいました。
■条件付き賛成:南魚沼市 牧野晶市議
「原発1基稼働につき県民1人1人に年間20万円が支給されるのであれば、再稼働を容認するという『条件付き賛成』を表明します。」
■現段階では反対:新潟県観光協会推薦 十日町市60代男性
「風評被害については、観光業だけではなく農林水産業など幅広い業界に影響が出るものと思われます。」
■条件付き賛成:一般公募 長岡市40代男性
「電力供給のためには、再稼働は受け入れなければならないと私は考えております。」
公聴会は、花角知事が再稼働を判断するプロセスのひとつとしています。8月末までにあと3回開催される予定です。