2025.06.17物価高・原発・コメ・医療体制・・・論戦に注目:6月県議会が開会【新潟】
県議会6月定例会が開会
県議会6月定例会が開会しました。物価高対策などを盛り込んだ補正予算案が審議されるほか、原発再稼働などについても論戦が交わされる見通しです。
6月県議会で審議される補正予算案は、一般会計の総額で8億8900万円を計上。エネルギー価格や物価の高騰により影響を受ける層への支援のほか、農産物の安定生産・周産期や小児医療の体制確保に向けた費用が盛り込まれました。
コメの価格高騰が続く中、花角知事は「主食用米の生産意欲が高まるなか、非主食用米の需要に応えていくことも重要」と述べました。
■花角英世知事
「引き続き、需要に応じたコメ作りを推進し、主食用と非主食用を合わせた新潟米全体での需要拡大と所得の最大化を進める。」
また、知事は柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、29日からの公聴会や県民意識調査・議会の議論を通して県民の意思を見極めると述べ、6月議会での論戦に注目が集まります。