2025.08.12雨はいつまで?12日夜も大雨に警戒注意を【気象予報士が解説|新潟】
13日(水)午前9時の予想天気図
12日(火)も所々で雨脚が強まり、大雨となったところがありました。
12日(火)朝の佐渡市内では、降り続く雨によって土砂崩れが起きたり、川が増水して濁流が流れているところがありました。
降り始めから12日(火)午後4時までの降水量は、佐渡市羽茂では240mmを超えました。そのほか、新潟市中央区でも200mm近い雨を観測するなど、大雨になったところがありました。
そして、現在も地盤の緩んでいるところがあります。佐渡市と村上市に【土砂災害警戒情報】が発表されています。これまでの大雨によって、土砂崩れの危険度が高まっているところがありますので、このあとも土砂災害に厳重な警戒を続けて崖の側には近づかないでください。
そして、この時間も広く雨が降っています。
◆現在の雨雲の様子
まとまった雨は12日(火)夜いっぱいで、13日(水)は天気が回復に向かう見込みです。
◆13日(水)午前9時の予想天気図
これまで雨を降らせていた前線が南に下がりますが、高気圧と高気圧の間の気圧の谷になって湿った空気が集まりやすいでしょう。このため、12日(火)夜から13日(水)のはじめのうちは雨の降るところがありそうです。
◆今後の天気の移り変わり
12日(火)夜9時は、上越や中越を中心に広く雨が降り雨脚が強まるところもあるでしょう。時間を進め、夜間も所々に雨雲がかかり強く降ることもあるでしょう。
さらに雨量が増えるところがありますので、引き続き土砂災害に警戒が必要です。
ただ、この雨は13日(水)朝にはやむところがほとんどでしょう。そして、日中から夜にかけても広く晴れる見込みで、また厳しい暑さが戻ってきそうです。