2025.09.11「インフルエンザ」冬にかけて注意を 上越市でワクチン予約開始【新潟】
これから冬にかけて『インフルエンザ』の感染に注意を
これから冬にかけて『インフルエンザ』の感染に注意が必要です。県内では、まだインフルエンザの患者の大幅な増加は見られませんが、医療機関では予防接種の予約が始まりました。
上越市にある塚田こども医院。9日からインフルエンザワクチンの予防接種の予約を受け付けています。
県によりますと、1日からの1週間で定点医療機関当たりのインフルエンザの患者数は0.27で、前の週に比べて増加しています。
■塚田こども医院 塚田次郎院長
「(流行は)例年と同じように『秋の終わり』、早ければ12月それと1~2月ではないかと思う。」
塚田院長によると現在、インフルエンザの患者の増加はあまり見られませんが、その他の感染症が流行っているといいます。とくに、新型コロナの患者は8月中旬ごろから1週間で約30人ずつ増えていて増加傾向にあります。
■塚田こども医院 塚田次郎院長
「いま『RSウイルス』が少しはやっていて、『りんご病』もはやっている。でも一番は『コロナウイルス』がはやっている。」
一方、これから冬にかけては『インフルエンザ』の感染に注意が必要です。ここでは、すでに1000件を超えるワクチン接種の予約が入っているということです。
■塚田こども医院 塚田次郎院長
「手洗いやマスクをするなど、流行が始まったら注意してほしい。冬場になるとはやるものだから、今から気を付ける必要はある。」
■患者の保護者
「子どもがつらい思いをしないように、できることをしっかりしたい。今後、妻とも相談して(予防接種の)予約したい。」
■患者の保護者
「どこでインフルエンザをもらうか分からないところが心配。また(ワクチン接種を)考えてみようかなと思う。」
塚田院長は、インフルエンザの流行前にワクチン接種をするよう呼びかけています。
■塚田こども医院 塚田次郎院長
「流行が始まる前に予防接種を受ける。そうすると(インフルエンザに)かかりにくい、かかっても軽く済むことが十分に期待できる。」
インフルエンザワクチンは、接種後半年ほど有効だということです。