2025.08.08「クレーンを格納し忘れた」道路をまたぐJRの配管にトラックが接触し破損、21時で通行止め解除に【新潟】
ゆがんだ配管を覆うトラス状の鋼材
8日午前、新潟県燕市の市道で、小型クレーンを搭載したトラックが道路の上を跨ぐJR東日本管理の配管に接触し、破損させる事故がありました。トラックがクレーンをたたみ忘れていたとみられます。
警察によりますと8日午前11時前、燕市小中川の市道を走っていたトラックが、荷台に搭載した小型クレーンを道路の上をまたぐ配管にひっかけました。ケガ人はいませんが、衝撃で配管を覆うトラス状の鋼材がゆがみ、支柱も大きく傾きました。
現場の市道は上越新幹線の高架と並走していて、配管は道路沿いにあるJR小中川消雪基地から新幹線の消雪用燃料を送るための管だということです。事故後、小中川消雪基地の内部で油漏れが確認され、JRが処理にあたりました。
また、現場の市道は通行止めになっていましたが、21時に通行止め解除となりました。上越新幹線の運行に影響はないということです。
トラックを運転していた男性は調べに対し「クレーンを格納し忘れた」と話しているということです。警察が事故の詳しい原因を調べています。