2026.08.26「ザ・灯籠来舞」危険性指摘の声も、水原まつりの事故 高校生の死因判明【新潟】
警察は、男子高校生の死因を頭蓋底骨折による脳幹部損傷と公表
「危険なのはいつものこと」こう語る市民もいます。阿賀野市の『水原まつり』で18歳の男子高校生が死亡した事故で、警察は26日に男子高校生の死因を明らかにしました。
市内の別の祭りの関係者は取材に対して、事故が起きたイベントの危険性を指摘しました。
24日、水原まつりの灯籠(とうろう)を押し合う催し『ザ・灯籠来舞』に参加していた市内の男子高校生(18)が、灯籠とアーケードの柱の間に挟まれ死亡しました。警察は26日、男子高校生の死因を頭蓋底骨折による脳幹部損傷と公表しました。
■灯籠来舞の参加者
「アーケードの方に突っ込んでいったのを見ていたので、下をのぞきに行ったら下敷きになっている状態だったので引っ張り出した。その時にはほぼ意識がない状態だった。」
『ザ・灯籠来舞』をめぐっては、2024年は参加者のケンカが発生し、2025年は押し合いを中止しましたが、再開を求める声を受けて今年再開しました。実行委員会によりますと、警備員を倍に増やし、危険な場合に笛を吹いて灯籠を引き離す担当者を設置。柱にクッションを巻くなどの措置も講じていましたが、事故は起きてしまいました。
阿賀野市内には、他にも灯籠を押し合う祭りがあります。水原地区の菅原神社で行われる『下条まつり』で、かつて灯籠を担いでいた男性は・・・。
■下条まつりで以前灯籠を担いでいた人
「相当威圧感ありますよ。それがぶつかるんだもんね。神事の祭りなんだけど気合いが入っていますね。」
下条まつりで使う灯籠は、ザ・灯籠来舞とほぼ同じ大きさ。
■下条まつりで以前灯籠を担いでいた人
「20人から30人で担ぐ。(Q.そんなに大勢で担がないといけない?)担がないとだめ。」
しかし、男性は神事である下条まつりと違い、イベント性が高い『ザ・灯籠来舞』には危険性を感じていたと話します。
■下条まつりで以前灯籠を担いでいた人
「『ザ・灯籠来舞』が危険なのは、いつものことですよ。商店街でやるから建物壊したり。」
水原以外の地域からも参加者が集まることで、混乱が起きるおそれを指摘しました。
■下条まつりで以前灯籠を担いでいた人
「灯籠来舞も祭りかもしれないが、あれはショー。どこからでも集まってくるから、やり方が違うんです。」
水原まつり実行委員会は、「事態を強く受け止め、関係機関と協力して原因究明に努めてまいります」とコメントしています。