2025.11.17【クマ】県内7例目:空砲を撃ち麻酔銃で捕獲・駆除「緊急銃猟」を実施、木の上にクマ居座る【新潟・南魚沼市】
柿の木に登っている体長約50cmのクマ
16日、南魚沼市の住宅の敷地内で木の上にクマが居座り『緊急銃猟』が実施されました。クマは駆除され、ケガ人はいませんでした。
柿の木に登っている体長約50cmのクマ。こちらは16日午前10時ごろ、南魚沼市大木六の住宅の敷地内で撮影された映像です。木から降りる様子も捉えられていました。
クマは向かいの住宅の敷地に移動したため、市の職員や地元の猟友会などが周りを取り囲みましたが・・・
■近隣住民
「(この場所で)銃を使えないということで、移動させるために(猟友会が)空砲を撃った。」
その後、クマは約50m離れた住宅の敷地にある木に登り2時間ほど膠着(こうちゃく)状態が続きました。
■近隣住民
「15人から20人くらいいた、猟友会だけでも十数人。(Q.結構ものものしい雰囲気?)はい。」
南魚沼市は住民に危害を加える恐れがあるとして、林茂男市長の指示で麻酔銃による『緊急銃猟』を実施。その後、地元の猟友会が捕獲し駆除しました。
■近隣住民
「麻酔銃で撃った。それで(木の)下に落ちた。まさか朝からクマを見られるとは思わなかった。」
県内の『緊急銃猟』は7例目で、県は【クマ出没特別警報】を出して警戒を呼びかけています。