2025.11.07【クマ対策】天敵の尿を使った獣除け「ウルフピー」三条市のキャンプ場に設置【新潟】
三条市のキャンプ場でクマ対策
各地でクマ対策が進められています。村上市ではクマの移動経路となる河川敷の草木を踏み倒し見通しをよくする作業が行われ、三条市のキャンプ場ではオオカミの尿を使った獣除けを設置しました。
三条市下田地区の『CAPTAIN STAG®八木ヶ鼻オートキャンプ場』。ここでもクマ対策が施されました。
それが木に吊るされたこちら、その名も『ウルフピー』。容器の中にはクマの天敵〝オオカミの尿〟が入っています。
においを嗅いでみるとー
■池川泰介記者
「あーっ!鼻をつく強いアンモニア臭がします。これでクマが嫌がって逃げるわけですね。」
7日は、市の職員らがウルフピーを約30個設置しました。
■三条市営業戦略室 多田唯人さん
「今後も今回の設置状況を見ながら、ほかの公共施設などにも設置を検討している。」
三条市では、キャンプ場の利用者にクマのエサとなる食べ物を外に置かないよう呼びかけています。