新しい指揮官が就任、J1復帰へ一歩を踏み出します。サッカー・アルビレックス新潟の船越優蔵新監督が就任会見に臨みました。「ひたむきに戦う姿は変えず、新しいものを積み上げたい」とチーム再建への思いを語りました。

■アルビレックス新潟 船越優蔵新監督
「皆さんこんにちは。来シーズンから監督を務めさせていただくことになりました、船越優蔵です。」

船越新監督は、兵庫県出身の48歳。現役時代は長身のストライカーとしてガンバ大阪や湘南などで活躍。2002年から5シーズン アルビでプレーし、初のJ1昇格に貢献しました。引退後は指導者として世代別の日本代表監督を務め、今年はU－20日本代表の監督としてワールドカップベスト16進出へ導きました。

監督就任のオファーは11月に受けたと言います。

■アルビレックス新潟 船越優蔵新監督
「アルビは、選手としても指導者としてもお世話になったクラブ。こういう時だからこそ、力になれるんじゃないかと思った。お世話になった地域・クラブに対して何か恩返しがしたいという思いで決めた。」

今シーズンリーグ最下位に沈み、J2降格が決まったアルビ。
チーム再建へ目指すサッカー像は－

■アルビレックス新潟 船越優蔵新監督
「ひたむきに戦う姿や、絶対にあきらめない姿にサポーターがついてきてくれていると思うので、そこは絶対に変えてはいけないところ。そこを土台に持ちながら新しいものを積み上げていきたい。」

サポーターと共に来シーズンへ挑みます。

■アルビレックス新潟 船越優蔵新監督
「アルビレックス新潟は、地域と共にサポーターと共に成長してきたチームだと思っています。これからも共に歩んでいくというところをもっと意識してやっていきたい。」

チームは、1月上旬の開幕に向けて始動します。