2025.10.27【サッカーJ1|アルビ】J2降格に…サポーター・クラブ・選手 それぞれの思いを聞く【新潟】
順位
明治安田J1リーグ・アルビレックス新潟は、25日に4年ぶりのJ2降格が決定しました。
26日の試合と、クラブ・サポーター・選手それぞれに受け止めを聞きました。
25日、J1残留を争っていた横浜Fマリノスが勝利したため、アルビのJ2降格が決定。たった3年でJ1を去ることになりました。
■アルビレックス新潟 中野幸夫社長
「多大なるご声援ご支援を頂いたにもかかわらず、このような結果になってしまった。代表取締役社長として皆様方に心からおわびを申し上げたい。申し訳ございませんでした。」
■アルビレックス新潟 寺川能人強化本部長
「新しく監督も変わり選手も入れ替わる中、なかなか結果がついてこない。(新たに)入江監督を迎えたがサッカーを統一できなかった。少し迷いを生じさせてしまったのが大きな原因。」
■アルビレックス新潟 中野幸夫社長
「いま現在(人事について)何か決めていることはありません。(J1復帰が)2年後3・4・5年後で良いとは思っていない。最短で上がるための努力をすべき。」
サポーターは-
■サポーター
「率直には試合が始まる前に決まってしまったのでモヤモヤしている。チームとしてまとまりが出なかったことが大きい。」
■サポーター
「要因は複数あると思うが、前半勝ちきれなかったのが痛かった。」
■サポーター
「結果は出てしまったが諦めずに最後まで選手たちに力を見せてほしい。」
■サポーター
「パスとかもつながっていないところが多かったから、そこを気をつければ勝てる。」
■サポーター
「精いっぱい応援して、またJ1で戦っているところを見たい。」
26日の神戸戦、選手紹介では-
拍手がない異様な雰囲気・・・それでも始まれば、メッセージと声援で選手を後押しします。
試合は前半アディショナルタイムに神戸の元日本代表大迫に決められると、後半7分には冷静にPKを決められ2点ビハインドとなります。攻めるしかないアルビは29分。アルビらしくパスを繋いで1点差に詰め寄ると、さらに45分には長谷川のパスに抜け出した若月!若月のJ1初ゴールで同点。
残り時間はわずかですが、目指すは勝利果敢に3点目を狙いますが・・・
「ピー」
意地のドローも16試合勝利なし。
サポーターの前に中野社長ら、クラブ幹部が立ったものの・・・サポーターの怒りは収まらず。
残りは3試合、降格決定の状況でも新潟の誇りを示すために戦い続けます。
■長谷川元希選手
「(試合前)応援がないなと思ったし、当たり前なので仕方ないと思ったが、試合始まってから応援してくれる。その声援に今年1年応えられなかった僕たちの責任なので、正直(胸に)くるものがあったし、こういう状況でも応援してくれるサポーターに感謝したい。」
■堀米悠斗選手
「降格という結果が出ている中で見に来てくれる、声を出してくれる理由は立ち上がるところを見たいから。結果でスコアで示すのはプロとして第一ではあるが、彼ら(サポーター)を裏切らないというところが今季一番欠けていた。」
堀米キャプテンは、サッカーへの取り組み方に課題があったと捉えています。
■堀米悠斗選手
「自分をコントロールして、どれだけチームのために尽くせるか。その意識が低いチームだった。」
■大石悠貴アナウンサー
「クラブに対する今の率直な思いは?」
■堀米悠斗選手
「サッカーが大好きな人を集めてほしい。そこに対する情熱を持った人。へたくそでも、そこに対する情熱が低いと伝染して基準を作ってしまう。頑張っている人が報われる環境であってほしい。」