2025.11.10【プロ野球|オイシックス】3年目へ準備始まる「来年もオイシックス頑張れ!」ファン感謝デー&トライアウト【新潟】
大きな手ごたえを感じた武田勝監督
プロ野球2軍・オイシックス新潟アルビレックスBCは、飛躍の年となった今シーズン更なる高みを目指すため、すでに来シーズンへの準備がスタートしています。
■小西慶治主将
「サポーター感謝デーを開催します。選手が一日店長をします。ぜひ楽しんでください。」
初めて古町で行われたオイシックスの『ファン感謝デー』。トークショーや商店街の一日店長を務めながらファンとのふれあいを楽しみました。
■牧野憲伸投手
「(カステラの在庫が)あと70個くらいと言っていたので、全部無くします。」
■鈴木颯人投手
「焼き窯間に合わないくらい。」
■牧野憲伸投手
「焼き待ちを作ります。」
NPB参加2年目となった今シーズンは、ヤクルトを抑えてイースタンリーグ7位。
去年から一つ順位を上げれば-
■大石悠貴アナウンサー
「オイシックスから3人目の指名です。」
10月のドラフト会議では球団史上初3選手が指名されるなど、まさに飛躍の年となりました。
指揮を執った武田勝監督は、NPB2年目となる今シーズンに大きな手ごたえを感じていました。
■武田勝監督
「ずっと目標であった去年の成績を上回ることをテーマにしていた。それができたからこそ、サポーターに熱が伝わったと思う。」
さらに選手は応援の熱量に去年との変化を感じたといいます。
■藤原大智選手
「来場者数も増えましたし、やっぱり去年より熱い大歓声を背に感じながらプレーしていた。ここぞというときに簡単には終われないという思いでやっているので全く違う。」
ホーム戦来場者数は去年7万9825人でしたが、今年は10万3701人と10万人を超えました。
その要因について、ファンからはこんな声が-
■ファン
「今シーズンは地元の学校の子と応援をしたり、応援団の方も一生懸命応援していたのでサポーター 一丸となって応援していた。」
■ファン
「応援が楽しかった。また見たい。」
高校生とのコラボ応援は、球団が今年力を入れてきた取り組みのひとつ。子どもたちの発表の場を球場に設けることにより、若い世代の認知度向上と球場に足を運ぶきっかけを作りました。
さらに、応援グッズも去年に比べて大幅に商品を増やすなど強化。2年目は〝応援〟の形を進化させたことでファン拡大につなげました。
■ファン
「また来年もオイシックス頑張れ!」
さらなる飛躍に期待がかかる3年目ですが、ファンにはある不安要素が-
■ファン
「心配、戦力がもっと強くなってくれれば。」
■ファン
「毎年のことだから新しい選手に育ってもらって頑張ってもらうしかない。」
■ファン
「(NPBで)活躍している姿を見られるのは一番うれしいので、これからも頑張ってほしいのが正直なところ。」
ドラフトの複数人指名が喜ばしい一方で、チームの主力が抜けるため戦力ダウンは必至。ただ、選手獲得へすでに動きだしています。
8日に行われたトライアウト。
参加者の人数は去年と同程度の60人ほどですが、野間口ヘッドコーチは選手のレベルに手ごたえを感じています。
■野間口貴彦ヘッドコーチ
「良い選手が集まってくれた印象がある。(ドラフト3人指名が)うれしいところではあるが戦力ダウンにはなってしまうので、戦力ダウンを感じさせない補強ができればいい。」
参加者の中には、元NPB選手の姿や-
■今シーズン日ハムに所属 中山晶量さん
「NPBに戻ることを目標にして入りたいし、(今季)オイシックスと直接投げているのでどういうチームかも分かっているし、ここで投げてみたい。」
オイシックスと同じく、プロ野球2軍くふうハヤテの選手も-
■今シーズンくふうハヤテに所属 足立真彦さん
「プロを目指している。オイシックスは3人指名されていて、成長できる環境に行きたいと思ってトライアウトを受けた。」
さらに、アメリカ出身の独立リーガーまで-
■アメリカ出身 ダニエル・フリー
「自分はNPBでプレーしたいので、ここでプレーできれば最高。」
ドラフトに複数人指名されたことで、レベルの高い選手がオイシックスのトライアウトを選ぶ理由につながっていました。
■新潟大学 田西誓さん
「プロ志望届を出して指名が無かったが、もっと挑戦したい思いがあってトライアウトを受けた。一番プロに近い場所かなと思っているので頑張りたい。」
トライアウトの合格者を含む新入団発表会見は12月5日の予定。
来シーズンへ向けて、早くも動き出しています。
そんななか、オイシックスからNPBへ羽ばたいた選手がさっそく汗を流しています。
それが巨人に育成ドラフト5位で指名された知念大成選手。
7日から仮契約前では異例となる秋季キャンプに参加しました。学生や社会人だとこのタイミングでのキャンプ参加ができないため、まさにオイシックス出身ならではのスタートダッシュを切りました。
さっそく持ち味のバッティングでアピールしましたが、練習がきつかったようで・・・
■巨人ドラフト育成5位 知念大成選手
「圧倒されている。改めてプロのすごさを初日で分かった。きついときも励まされてできたので、いずれはそういう(励ます側の)人になりたい。」