2025.11.03【今シーズン初】胎内市の養鶏場で鳥インフルエンザ疑い事例【新潟】
胎内市の養鶏場「死んでいるニワトリが多い」
胎内市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリが見つかりました。県は対策本部を設置するとともに詳しい検査を進めています。
県によりますと、3日朝、胎内市にある採卵用のニワトリを飼育する養鶏場から「死んでいるニワトリが多い」と県に通報がありました。
簡易検査の結果、10羽のうち9羽でA型鳥インフルエンザの陽性を確認。現在、遺伝子検査を行っていて陽性が判明した場合は、11月4日午前8時から殺処分を始める予定です。
■新潟県農林水産部畜産課阿部渉課長
「養鶏場に関しては引き続き飼養衛生管理基準の徹底ということで日頃の防疫対策を徹底するしかない。しっかり継続していただきたい」
県内での鳥インフルエンザ疑い事例の確認は今シーズン初めてです。
県は、「感染した鶏の肉や卵を食べても人への感染は報告されていない」として、県民に冷静な対応を呼びかけています。