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2025年08月15日(金)本日の番組表

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2025.08.13【夏の甲子園】中越が初戦!3大会連続のサヨナラ負けから・・・雪辱かけ夢舞台に挑む【新潟】

【夏の甲子園】中越が初戦!3大会連続のサヨナラ負けから・・・雪辱かけ夢舞台に挑む【新潟】
地元・長岡市のパブリックビューイング会場からも送られた大声援
7年ぶりの甲子園で真っ向から強豪に挑みました。高校野球・夏の甲子園、新潟代表の『中越』が13日に初戦を迎え、東東京代表の関東第一とぶつかりました。選手たちは、先輩たちの雪辱をかけて夢舞台に立ちました。

県内最多に並ぶ、12回目の甲子園出場を果たした『中越』。
しかし…聖地には、苦い記憶があります。2015年・・・2016年・・・そして前回出場した7年前の2018年も・・・。直近、3大会連続でサヨナラ負け。

あと一歩届かない甲子園での1勝-

■中越 本田仁哉監督
「その瞬間は非常に脳裏に鮮明に残っている。」

■中越 清水悠利選手(3年)
「サヨナラ負けは全員が頭にあると思うが、最後の勝負強さを冬からずっとやってきた。」

チームで高めてきた1点への執念-

■中越 窪田優智主将(3年)
「1点を取りに行く、1点を守りに行く。自分たちが勝ちたい、勝って色んな人に喜んでもらいたい。」


2025年8月13日-
アルプスに詰めかけた1400人の大応援団。地元・長岡からも…今年こそ、もう一つ、上のステージへ。

1回オモテ、この夏の初戦も先攻の中越が早速作った先制のチャンス。送りバントで堤を3塁に進めると、4番・窪田。相手のワイルドピッチで先制。思わぬ形で先制点が転がり込みました。

1回ウラ、先発はエース・雨木天空。対するは去年夏の甲子園・準優勝校。すぐに迎えた1アウト2塁・1塁のピンチも、窪田の好プレー!粘り強く1点を守ります。これが今年の中越の野球です。

2回オモテ、2アウトから新潟大会で決勝ホームランの平澤がライトへのヒット!そして盗塁も成功も、雨木が見逃し三振に。簡単に追加点は奪えません。

4回ウラ、リードはわずかに1点。この回も得点圏にランナーを背負います。地元・長岡市のパブリックビューイング会場に集まった人たちも声援を送ります。粘り強く、勝負強く!しかし、関東第一・小林に天木がワイルドピッチ、同じ形で追いつかれてしまいます。

5回オモテ、ここまで2安打の1番・堤がセンターヒットで躍動すると、中越のリードオフマン2番・2年生の宮崎もヒットを放ちツーベースへ。2アウト3塁・2塁、三度チャンスで回ってきたキャプテン・窪田の第3打席。しかし、空振りの三振で得点となりませんでした。

まだまだ中盤、勝負はここから-

5回ウラ、2つのフォアボールで招いたピンチ・・・雨木に1点の重圧がかかります。しかし、関東第一の1番・大澤がサードへのタイムリーツーベースで1点を許すと、さらにセカンドゴロのエラーでさらに追加点を許し、この回終わって1-3と2点差に広がりました。

3万4000人の大観衆、聖地の空気が中越を飲み込んでいきます。

流れを変えたい中越は、6回ウラ。
「ここでピッチャーを変えます。中越、速球派の石山」

中学校時代からのチームメート、エース・雨木からマウンドを譲り受けた石山。しかし、7回ウラに2点、8回裏に1点を失い、5点ビハインドで試合は9回オモテ。磨いてきた勝負強さで最後まで諦めません。

しかし、最後はダブルプレーで試合終了。随所に魅せた粘り強いプレーも、それでも届かなかった勝利・・・。中越が1-6で敗れました。


■中越 本田仁哉監督
「ここぞでしのぐか、ここぞで上回るか。さらにそこの勝負強さが必要だと痛感した。6年間出られなかったところ、ここまでたどり着いたことにキャプテンの窪田を筆頭に3年生に感謝している。」

■中越 窪田優智主将(3年)
「自分の力以上のものを出したり、自分の力を落とされたり。雰囲気ですべてが変わってしまう場所だった。(仲間が)ついてきてくれて、一緒に戦ってくれて良かった。」

ベンチ入りメンバーで唯一の県外出身だった1番・堤。スタンドで見守った家族に成長した姿をみせました。

■中越 堤歩力我選手(3年)
「小さいころから野球をやらせてもらって、高校に入ってからも寮生活をさせてもらっていたので恩返しができたと思う。人間としても成長できた2年半、高校野球生活だった。」

地元からも送られた大声援。

■長岡市民
「チャンスはあったので、あと1本出れば…。でも相手も強かった、ナイスゲームでした。」
「とてもかっこよかった。」

■上越市から
「惜しい試合だったけど、みんなキビキビ・ハツラツとプレーしていたので、よく頑張ったと伝えたいです。」

甲子園で1勝は、後輩たちに-

■中越 山岸宏成選手(2年)
「3年生に連れてきてもらった経験を絶対に生かして、来年ここに戻ってきて絶対に勝ちたい。」
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