2026.07.13【夏の高校野球】強豪に挑んだ女子キャプテンの夏「2年半やりきれた気持ち」【新潟】
帝京長岡 7-3 長岡
創部128年を誇る『長岡』の女子キャプテン楳田晴。安定感のある守備が持ち味の内野手。高野連の規定で公式戦に出場できない現実に苦しんだ時期もありました。それでも・・・。
■長岡 楳田晴主将(3年)
「自分が試合に出られなくても、チームのためにやってきた自信が積み重なれば、もっと日々の練習も楽しくなる。やりがいを感じて出来ると考え立ち直った。」
葛藤を乗り越え、キャプテンに就任。誰よりも学んだと話す野球の知識を生かしてチームを引っ張ります。
■長岡 楳田晴主将(3年)
「個人もチームも伸ばしていくのが、自分が考えるキャプテンの役割。チームを成長させて甲子園で勝てるチームにすることがモチベーション。」
試合に出られなくても自分が甲子園に導く-。
初戦の相手は、センバツ出場の強豪『帝京長岡』。楳田は記録員としてベンチに入ります。2回、帝京長岡の先発・工藤から1アウト2塁のチャンスを作ると、打席には6番・3年生の村山。楳田は事前に対策を伝えていました。
■長岡 楳田晴主将(3年)
「(工藤投手が)ストレートに自信を持って投げてくるので、そこに対して打ちにいけなかったら勝てない。」
ストレートを叩き、ツーランホームラン!楳田のアドバイスが逆転を呼び込みます。その後、同点とされ迎えた5回。帝京長岡が走塁で仕かけてきます。しかし、これも研究済みで追加点は許しません。
勝ち越したい長岡。しかし、好投手・工藤をなかなか打ち崩すことができません。同点で迎えた7回、ここまで力投を続けてきたエース・中澤に対し、帝京長岡打線が牙をむきます。ノーアウト2塁1塁のピンチで帝京長岡の1年生廣田が勝ち越しタイムリー。さらに1番・鈴木にもタイムリーを浴び、この回3点を奪われます。
5点を追う9回、藤巻監督と会話する楳田主将。
■長岡 藤巻辰也監督
「代打を誰使うのかとか、ベンチにいる選手の様子を聞いた。」
劣勢の場面でもキャプテンとして冷静に。連打でチャンスを作ると、2回にホームランを放っている村山が犠牲フライでまだまだ食らいつきます。ツーアウト2塁、打席には代打・太田。しかし、くずせなかった強豪の壁・・・。
■長岡 楳田晴主将(3年)
「初戦で終わってしまった悔しさはあるが、チーム一丸となって戦えたゲーム。2年半やりきれた気持ち。」
最後までキャプテンとしてー
■長岡 楳田晴主将(3年)
「みなさんに勝ちをプレゼントできなかった。申し訳ない気持ちでいっぱい。最高に素晴らしい応援を届けてくれて感謝の気持ちでいっぱい。」
2年半で味わった悔しさは、次のステージで再び野球と向き合う糧にー
■長岡 楳田晴主将(3年)
「思い通りにいかないことが続くこの2年半だったが、プレーヤーとしてやってきたからこそ身についたものはたくさんあって、プレーヤーとして入ることを選んでよかったといま一番思っている。」
【各球場の試合結果<2回戦|7月12日>】
◆ハードオフエコスタジアム(新潟市)
第1試合:加茂暁星 3-2(延長10回タイブレーク) 高田北城
第2試合:長岡大手 9-2(7回コールド) 新津
◆五十公野球場(新発田市)
第1試合:新潟県央工 15-6(8回コールド) 新潟江南
第2試合:北越 9-2(7回コールド) 新発田
◆佐藤池球場(柏崎市)
第1試合:新発田中央 8-1(8回コールド) 小出
第2試合:十日町総合 7-1 海洋
◆悠久山球場(長岡市)
第1試合:帝京長岡 7-3 長岡
第2試合:新潟第一 10-1(7回コールド) 長岡高専