2026.06.30【夏の高校野球】直近5年で3度の決勝進出「新潟産大附属」:注目校①【新潟】
再び柏崎から旋風を『産府ナイン』
『夏の高校野球 新潟大会』の開幕が7月9日に迫りました。そこで、この夏の注目校をシリーズで紹介します。1回目は『新潟産大附属』です。
2024年、悲願の甲子園初出場を果たした『新潟産大附属』。2025年の夏も頂点まであと一歩に迫るなど、直近5年で3度の決勝進出。夏に勝負強さを発揮しています。
■吉野公浩監督
「2年前の甲子園出場を柏崎の人たちはまだ覚えてくれていて、いいプレッシャーと期待のなかで夏の大会を迎えられるのは幸せなこと。」
王座奪還を目指す今年のチームの中心は-
2024年に1年生で唯一の甲子園ベンチ入りメンバーだった五十嵐一弥。守っては、柔らかいグラブさばきを見せるショートストップ!打っては、この春4割を超える打率を残した3番バッター。まさに〝攻守の要〟です。
■五十嵐一弥選手(3年)
「(甲子園で)全国の高いレベルを見る経験をさせてもらえたのが大きかった。自分が守備でもバッティングでもチームの柱になれるように頑張りたい。」
準優勝を果たした春の県大会。
ブレークしたのは、レギュラーの半数以上を占める2年生たち。2024年の甲子園出場を見て、産大附属を選んだ学年です。
■和栗玲旺投手(2年)
「(入部のきっかけは)2年前の甲子園で花咲徳栄に勝った試合を見て、自分もこのチームで甲子園に行きたいと思ったから。」
なかでも、2年生の和栗玲旺はこの春2試合に先発し、どちらも9回完投。緩急を使った打たせて捕るピッチングが持ち味です。
下級生が台頭するなか、夏に向け意地を見せる3年生ピッチャーもいます。春に背番号16をつけた石黒太一。2025年・秋はエースナンバーを背負っていました。
■石黒太一投手(3年)
「春は背番号16と言われて悔しい思いもあったが、最後は3年生が活躍しなければいけないと思っていて、自分がエースという気持ちでずっと投げていた。」
春の決勝では先発のマウンドに上がり、10回を投げ抜く力投。最速135km/hの直球と制球力の高さを武器に、貫禄の投球を見せつけました。〝右の二枚看板〟がこの夏のキーパーソンです。
■和栗玲旺投手(2年)
「このメンバーでできる最後の夏なので、1勝1勝しっかり勝っていきたい。」
■石黒太一投手(3年)
「この夏は自分が軸になって、2年前は甲子園で1勝できたので自分たちは2勝以上していい結果を残したい。」
投打ともに戦力が整うなか、2025年秋は初戦敗退。
春・躍進の要因は、2025年12月に完成した『野球部専用の室内トレーニング場』。甲子園出場時に、地元・柏崎を中心に寄せられた支援金で建設されました。
■五十嵐一弥選手(3年)
「(トレーニングで)秋と比べ長打も増えたので、それがチーム全体で得点力につながった。」
■石黒太一投手(3年)
「冬を通して球速が5km/hくらい上がった。」
一冬のトレーニングで進化した『産府ナイン』。感謝の思いを胸に、再び柏崎から旋風を巻き起こします。
■五十嵐一弥選手(3年)
「地元から応援してもらっているのはすごく感じるので、優勝という形で地元の方に恩返しができるように頑張りたい。」
このシリーズ、7月1日は『2年連続の甲子園を目指す「中越」』です。