• 現在のお知らせはありません。

2025年07月09日(水)本日の番組表

UXニュースNEWS

2025.07.08【夏の高校野球|新潟大会】名将・佐藤和也さんに聞く!この夏の展望【新潟】

【夏の高校野球|新潟大会】名将・佐藤和也さんに聞く!この夏の展望【新潟】
各ブロックのこの夏の展望を聞く!
いよいよ熱い闘いが幕を上げます。7月9日に開幕する『夏の高校野球新潟大会』。8日はハードオフエコスタジアムで開会式の準備が進められました。

さて、ここからは新潟明訓高校を春夏通算8度の甲子園出場に導き、現在は新潟医療福祉大学の野球総監督を務める佐藤和也さんにこの夏の展望を聞いていきます。

【Aブロック|混戦必死!強豪が初戦で激突】
第1シードは春の準優勝校『中越』です。
また、第5シードは秋・春ベスト8の『六日町』が入りました。
そして、何と言っても『日本文理』と『開志学園』が初戦で激突と注目のブロックになりました。

■佐藤和也さん
「準決勝・決勝ぐらいのカードになっている。日本文理は春の段階ではやや投手力に不安があった。しかし、伝統校なので夏に向けて必ず仕上げてくると思う。開志学園は、投手力も含めて非常に守備力が高いチームに今年は仕上がっている。どれだけくらいついていけるか、非常に楽しみなカード。」
「中越は、雨木投手の成長がすばらしい。左からのゆるいフォームからストレート、それから縦に割れる変化球をとらえるのは難しい。春の北信越で敦賀気比に快勝した。それはチームにとっては非常に大きな自信になったのではないかなと思う。」


【Bブロック|春4強・関根学園に公立勢が挑む】
春ベスト4の『関根学園』が第4シード初戦で注目の強力バッテリー擁する『糸魚川』と対戦します。
第5シードは秋春ベスト8の『新潟』です。
力のある公立が抜けるのか、関根が跳ね返すのか-

■佐藤和也さん
「関根学園の優位は動かないと思う。エース・鈴木の抜群のコントロールのある投球は威力が増しているように思う。それから関根学園は、西武・滝澤選手がオールスターに選ばれた後押しで、学校の雰囲気も上がっているだろう。初戦であたる糸魚川もエース・山岸が非常に力があり、ここは侮れない相手になる。糸魚川としては食らいついていって後半の勝負にできれば勝機が見えてくるかな。」
「新潟は、のせると怖い。上までいった時にあたるチームが嫌な感じがするだろう。」


【Cブロック|競合私立&古豪公立がシード】
春準優勝の『北越』が第2シード。
第5シードは、25年ぶりの夏の甲子園を目指す『新発田農業』。
開幕戦は、『新潟青陵』と『加茂暁星』がぶつかります。

■佐藤和也さん
「(Cブロックは)北越がやや有利に思う。加茂暁星や投手のいい柏崎、上越など良いチームが揃っているので激戦になると思う。ただ、今年の北越は例年に比べると粘り強い。期待ができるし、2年連続続いている初出場校が・・・2度あることは3度あるんじゃないかなと思う。」
「新発田農業は、エース・遠山が良い投手なのでどれだけ打で援護できるか、ここにかかっている。」


【Dブロック|秋王者・新潟明訓ほか競合私立ひしめく】
去年秋の王者『新潟明訓』が第3シード。
去年夏、決勝で涙をのんだ『帝京長岡』が第5シード。
そのほか、公立・私立共に力のある高校が名を連ねました。
Dブロックも目が離せません。

■佐藤和也さん
「(Dブロックも)激戦。帝京長岡は、3年で二度決勝で負けている。その悔しさをばねにして、今年はのびのびと戦えるのではないか。そういう意味で嫌な存在。」
「新潟明訓の力は、秋優勝・春ベスト4で非常に高いものがある。とくに守備力、それから打の力が優勝するにはふさわしい力が備わっていると思う。あとは、どれだけ投手陣が踏ん張れるか、そこにかかっている。」


今年は注目捕手が揃う大会にもなりますが、キャッチャー出身の佐藤さんはどう感じるのか-

■佐藤和也さん
「良い捕手が多くいる。帝京長岡・新発田農業・関根学園・新潟明訓・糸魚川も。そういうところには良い投手が育っている。投手の力を引き出すのは捕手の役割も大きくリード・配球・盗塁を許さない。名投手の影に名捕手あり。」


この夏を戦う選手・監督・支えるすべての方々へ、一言お願いします。

■佐藤和也さん
「今年の夏は相当暑いと思うので、チームで熱中症対策を万全にして勝負にできるだけ集中できるような環境を整えて戦ってほしい。」
ページのトップへ