2025.06.27【新潟おでかけ情報】ジェット機をこんな近くで!?航空自衛隊の基地に潜入!【新潟市東区】
救難捜索機 U-125Aも見学!
新潟空港に隣接する『航空自衛隊 新潟分屯(ぶんとん)基地』。一般の人にも自衛隊活動について理解してもらいたいと見学ができるそうなので、それではさっそく基地に潜入!
『新潟分屯(ぶんとん)基地』には、航空救難を任務とする『新潟救難隊』がいます。全国に10個の救難隊が所在し、『新潟救難隊』は能登半島地震のときには孤立集落の住民をピックアップするなど活動をしたそうです。
最初に新潟救難隊のことや活動実績などを学び、いよいよ施設の見学へ!
まずは、滑走路の除雪や整備を行う土木建築の『除雪車両』を見学。大きさに驚かされますが…なんと!乗車体験もできます。普段見ることのない運転席からの貴重な景色も楽しめます。猛吹雪の中、飛行場の除雪なども行っているそうです。
次に見学したのは『救難用のヘリコプター UH-60J』。
赤外線暗視装置や気象レーダーを搭載し、夜間や悪天候下でも安全に目標海域に到達することができるそうです。なんと!空中で給油をうけることもできるそう。操縦席やバブルウインドウといわれる顔を出して捜索することができる窓など、間近で見ることができますよ。最大12人が乗れ、後ろのほうは座席ではなくスペースになっており、救難の準備や救助者を乗せて運べるようになっています。
つづいては、消防の設備を見学します。
消防に必要不可欠な『特殊防火衣』は重さが約10kgあり、1秒でも早く現場に向かえるよう素早く身に着ける訓練などもしているそうです。ちなみに、基準は45秒で見学の際は体験もできるそうです。
その後、『放水訓練』を見学。1分間に400Lが放水され、30秒弱で家庭のお風呂がたまる水量とのこと。放水時の水圧がすごく圧巻です。
いよいよ念願の『救難捜索機 U-125A』とご対面です。
一番に飛んでいき、助けを求めている人を探す目の役割を担っています。中は、コックピット・座席とあり、奥に機材を積んでいます。座席の左右には大型の創作窓があり、救助者を肉眼で探します。要救助者を見つけた後は、救難ヘリコプターに任務を引き継ぎ救助してもらうそうです。
最後に、人を助ける『救難員』の仕事を教えてもらいました。
救難員とは、雪山や海など様々な現場で救助を行います。現場によって機材も変わり、重さが約23kgもある落下傘や、海用に 空気ボンベやサメ除けまであります。
子どもから大人までたのしめ、事前予約をすれば誰でも見学できます。
普段間近で見ることのできない世界をのぞいてみませんか。
●航空自衛隊 新潟分屯(ぶんとん)基地
新潟県新潟市東区船江町3-135
TEL|025-273-9211
問い合わせ時間|8:15~17:00(土日、祝日は除く)
*見学は事前予約が必要、広報係に電話で問い合わせ
*詳しくはHPまで