2025.10.01【新潟おでかけ情報】新発田にある隠れスポット!龍伝説が残る秘境「荒川剣龍峡」【新発田市】
龍伝説が残る秘境『荒川剣龍峡(けんりゅうきょう)』
新発田市月岡にある龍伝説が残る秘境『荒川剣龍峡(けんりゅうきょう)』。
月岡温泉から車で15分ほどのところにある荒川川の上流にある荒川剣龍峡の散策路入口に到着。神社の鳥居をくぐって出発です。
まずは鳥居をくぐって渡る橋の下には荒川川が流れ、表参道は木々に囲まれ自然豊かな景色に目を奪われます。途中には探検気分!?を味わえる小川に架かる橋に遭遇。スリルを感じながら渡りきると…足元に現れたのは「禊(みそぎ)の滝」。こちらの滝は、上部が広く下部が細く狭くなっている珍しい滝です。
さらに階段を上ると「やまのかみ神社」に到着。剣龍峡に向け、この先の安全を祈りラストスパート!水の音が少しずつ大きく聞こえてくると、剣龍峡エリアに突入。入るとまず見られるのが「三神杉」。ひとつの根元から3本の幹が伸びていて、日が差した景色は言葉を失います。
近くの階段を降りると散策路の終点「剣龍峡のメインスポット」に到着です。
江戸時代から知られる景勝地『剣龍峡』。県立自然公園にも指定されており、その奥地にはまだまだたくさんの見どころが詰まっています。
「不動の滝」の近くの岩にあるぽっかりとあいたひとつの“穴”が・・・。
これが「龍の剣堀(けんぼり)」と言い、龍がしっぽで穴を掘ったと言われている伝説です。夏場に日照り続きでどうしようもないとき、穴の中の水をかき混ぜると“雨が降る”という言い伝えがあり、雨乞いをした場所と言われています。
ほかにも、後ろを振り向くと亀のカタチに似た「亀岩(かめいわ)」も見られます。丸みを帯びた砂岩が多い『剣龍峡』の景観は、全国的にもめずらしいそうです。
さらに、「不動の滝」の向かい側には、剣龍峡の「渓流域」。水が流れる岩盤には、自然が作り出した彫刻「甌穴(おうけつ)」が点在しています。川の流れと水中の小石が長い年月をかけて削ってできた贅沢すぎるこの景色は圧巻です。
終点近くに駐車場があり、参道を歩かなくても行けるルートもあります。夏の疲れをいやしに行くも良し、10月下旬~11月上旬の紅葉シーズンに清流と紅葉の景色を楽しみに行くも良しの『剣龍峡』に行ってみませんか。
●龍伝説が残る秘境「荒川剣龍峡」
新潟県新発田市荒川
※詳しくは公式ホームページで