柏崎刈羽原発の再稼働について、県民の意見を聞く公聴会の4回目が開かれ、新潟市などの住民が賛成や反対の意見を述べました。

24日、県庁で開かれた公聴会には公募や各種団体の推薦で選ばれた20人がオンラインで参加しました。

■(賛成)団体推薦 新潟市の70代男性
「経済的豊かさと引き換えに原発を許容したからには、原発と共存する覚悟が必要ではと思います。」

■(反対)公募 湯沢町の20代男性
「事故が起きる可能性がゼロではなく、起きた時の被害が非常に大きいから(反対)です。事故が起きた時に、修理や解体できない可能性のある建物を後世に残してはいけないと私は考えています。」

20人のうち、再稼働に賛成が6人、条件付き賛成が3人、反対が7人、条件付き反対が1人で、3人は賛否を明らかにしませんでした。

花角知事が再稼働を判断するプロセスの1つとしている公聴会。最終の5回目は、8月31日に開かれます。