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2025年11月13日(木)本日の番組表

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2025.11.12【柏崎刈羽原発】原発が立地する自治体首長と知事の三者会談、地域の会では意見割れる【新潟】

【柏崎刈羽原発】原発が立地する自治体首長と知事の三者会談、地域の会では意見割れる【新潟】
柏崎市で設定された知事と立地自治体首長の三者会談(12日午後2時すぎ)
原発再稼働をめぐる知事の『判断』いよいよ大詰めを迎えています。花角知事は午前の会見で、再稼働に関する県民意識調査の結果について「傾向が把握できた」と評価を述べました。そして午後からは、柏崎市・刈羽村のトップと面会。さらに周辺住民との意見交換に臨みました。近く、最終判断を示す意向です。


残るプロセスのひとつが、原発が立地する柏崎市・刈羽村・長岡市などの周辺自治体トップとの会談となります。

午後、柏崎市で設定された知事と立地自治体首長の三者会談。
開始20分前に現れたのは、柏崎市の桜井市長。これまで「柏崎市が地元中の地元だ」として、花角知事が全県を対象とした意見集約を行ったうえで判断することに苦言を呈し決断を促してきました。

■柏崎市 桜井雅浩市長
「知事の方がどういうふうに県からは『私たちの考えを』ということですが、知事の考えも当然お聞かせいただきたい。」

続いて現れた刈羽村の品田村長。
すでに再稼働を容認する姿勢の2人が、いまだ判断を示さない知事に何を迫るのか。

■刈羽村 品田宏夫村長
「オレ言うことない。言うことがない。」

そして、花角知事も開始10分前に到着。2018年の就任以来、立地自治体首長との三者会談は初めてです。
花角知事は午前の会見で「再稼働について最新の考えを聞きたい。私から伝えたいことはない」と述べていますが-

■県の担当者
「それでは(報道陣は)退席してください。(撮影は)終わりです。奥のほうへお願いします。」

撮影が許可されたのは冒頭のみ。自治体の担当者も同席せず、トップ3人だけのまさに異例ともいえる厳戒態勢で実施されました。会談は予定の20分を超え、30分ほどで終了しました。


【周辺住民との意見交換】
会談を終えた3人は、東電の小早川社長らとともに賛否双方を含む地域住民で構成する『地域の会』に出席。知事による「県民の信を問う」手法をめぐり、意見は割れました。


再稼働賛成の商工関係者は-

■飯田裕樹委員(刈羽村商工会)
「県民が正しい理解に基づいた判断を行えるよう積極的でわかりやすい情報発信をお願いしたい。再稼働へ向けて地域住民と共に協力し合って前に進めていければいい。」

■小田修市委員(柏崎商工会議所)
「花角知事は意思確認の方法は未定とされるが、県民意識調査で一定の確認はできたと思う。あとはしっかりとした見識のある人々・県議会等で判断することを強く望む。」


一方の反対派は-

■飯田耕平委員(原発問題住民運動柏崎刈羽連絡会)
「柏崎刈羽原発の再稼働を進めるべきではない。新潟県民は自らの意思で再稼働の是非を判断できる県民投票を待ち望んでいる。花角知事の英断に期待する。」

7年前の知事選に言及する委員も-

■星野俊彦委員(柏崎刈羽原発反対地元三団体)
「新聞広告。公約の掲載だが『脱原発の社会を目指します。再稼働の是非は県民に信を問います』これをぜひ守っていただきたい。」

これに対し、知事は-

■花角英世知事
「首長との意見交換・公聴会や県民意識調査などで把握した多様な意見を踏まえ、県民の意思を見極め、その上でいずれリーダーとして判断し、結論を出す。」

これまで通りの発言を繰り返しました。
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