2025.09.29【柏崎刈羽原発】地元の要望に具体案は?エネ庁長官が9月県議会へ出席打診【新潟】
9月県議会には東京電力の小早川社長も出席する方向で調整進む
原発政策を担当する資源エネルギー庁の村瀬長官は、県議会9月定例会への出席を正式に打診しました。柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、どのような具体案を示すのか注目です。
29日午前の県議会・議会運営委員会で-
■県議会 青柳正司議長
「本日9時すぎに資源エネルギー庁の村瀬長官から、明日から開催される9月定例会において国の取り組みを県議会で説明したいとの申し出があった。」
資源エネルギー庁長官の県議会出席は3月以来で各党会派と日程を調整しますが、会期後半の10月中旬になる見通しです。
■県議会 青柳正司議長
「(村瀬長官から)3月に参考人として出席した連合委員会での議論や、先月末に原子力関係閣僚会議が開催されたことを踏まえて、改めて柏崎刈羽原発にかかる国の取り組みを県議会で説明したいと。」
県や県議会・自民党は国に対し、地元への経済的なメリットを求める要望などを出していますが、明確な回答は得られていません。
花角知事が10月末以降に自身の判断を表明するとしている中、国からどんな説明と回答がなされるのか。複数の関係者によると、9月県議会には東京電力の小早川社長も出席する方向で調整が進んでいます。