2025.06.17【柏崎刈羽原発】市民団体「実際その場で聞いて」知事の公聴会出席を求める【新潟】
知事や防災局長知事政策局長などに宛てた要請書を提出
柏崎刈羽原発の再稼働をめぐり、6月末から開催される『公聴会』について市民団体が知事の出席などを求める要請書を提出しました。
再稼働に関する公聴会は、6月29日の柏崎市を皮切りに8月末までに5カ所で開催されます。これについて『規制庁・規制委員会を監視する新潟の会』の有志が、17日に知事や防災局長知事政策局長などに宛てた要請書を提出しました。
要請書では、知事が公聴会の会場で直接公述人の意見を聞くことや、会場で県民の傍聴を可能にすることなどを求めています。
■有志代表 田中忍さん
「県民がどう考えているのかは、音だけ聞けばいいんだではなく、話す人の顔とか声とか人の持つ温度を実際その場で聞いてほしい。」
また、公述人選定の基準を公表することや、「賛成」「反対」「条件付き」それぞれの応募状況を自治体や年代別に公表することも求めました。
一方、県は17日、公聴会の公開について公述人が了承した場合は会場のモニターに表示し、オンラインで配信するなど一部方針の変更を発表しています。