2025.11.19【柏崎刈羽原発】柏崎市長「6号機の再稼働」理解を表明、赤沢経産大臣と面会【新潟】
知事が21日にも表明するとしている考えについて「知事を信じる」
原発が立地し、再稼働に容認姿勢を示す柏崎市の桜井市長は19日午後、赤沢経済産業大臣と面会しました。
桜井市長はこれまで、「地元の同意」をめぐり地元の定義を明確にするよう国に要望。
10月、国から回答が寄せられた際には-
■柏崎市 桜井雅浩市長
「赤点以下。聞かれたことに対しての答えがない。」
こう断じていた桜井市長。
これについて赤沢大臣は-
■赤沢亮正経産大臣
「先般の新潟県知事の言葉にあるように、とくに立地自治体の考えは重要であると感じている。全く同感。政府としても柏崎刈羽原発の再稼働にあたっては、県・柏崎市・刈羽村に理解要請の文書を出している。桜井市長からいただいた問題提起は真摯(しんし)に受け止めて検討していく。」
桜井市長の2回目の採点は-
■柏崎市 桜井雅浩市長
「大臣の話・考え・答えに全幅の信頼を寄せ期待を申し上げ、経産大臣より去年3月にいただいた柏崎刈羽原発6号機の再稼働要請につき、柏崎市長として理解することをここに表明します。」
このように述べ、すでに技術的な準備が整っている『6号機の再稼働』について理解する考えを伝えました。
■柏崎市 桜井雅浩市長
「私が思っていた以上に(赤沢大臣から)原発の立地自治体が歩んできた道のりや歴史に重きを置いていただいた。今後、真摯(しんし)に検討していくという大臣の話をいただいたことは非常に大きかった。」
櫻井市長は、知事が21日にも表明するとしている考えについて「知事を信じる」と述べました。