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2025年11月22日(土)本日の番組表

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2025.11.21【柏崎刈羽原発】花角知事「知事選を選ばなかったとういうよりも県議会に諮ることを選んだ」再稼働容認を表明【新潟】

【柏崎刈羽原発】花角知事「知事選を選ばなかったとういうよりも県議会に諮ることを選んだ」再稼働容認を表明【新潟】
国に安全対策などを求めたうえで〝容認〟する
就任から7年を経て、知事が決断しました。花角知事がさきほど臨時の記者会見を開き、柏崎刈羽原発の再稼働容認を表明しました。12月県議会に関連予算案を提出し可決され次第、国に回答します。

午後4時-
県庁の記者会見室には県内外の報道陣が集結しました。

結論は-
■花角英世知事
「柏崎刈羽原子力発電所の6号炉・7号炉の再稼動の方針について、国の対応を確認・確約をいただいた上で新潟県としては了解することとしたい。」

国に安全対策などを求めたうえで〝容認〟するとしました。
理由については-

■花角英世知事
「(安全・防災)対策の認知度が高くなるほど、再稼働に肯定的な意見が増える傾向も把握できた。20代・30代の若い世代は、高齢層の世代と比較して再稼働に肯定的な傾向も明らかになった。明らかに県民の意見は再稼働に肯定的な人と否定的な人が大きく分かれている状態と思っているが、正確な情報を県民に提供・周知していくことを継続していけば、認知が上がっていけば再稼働に対する理解が広がると判断した。」

焦点だった「信を問う」方法は-

■花角英世知事
「私としてはこの判断を行ったこと・この判断に沿って今後知事の職務を続けることについて、県議会から〝信任または不信任〟の判断をいただきたい。」

12月県議会に再稼働に伴う広報費など3000万円の予算案を計上。県議会に諮(はか)ることで「信を問うた」との理屈です。
県民投票や知事選を避けた理由を問われると-

■花角英世知事
「知事選を選ばなかったとういうよりも、県議会に諮(はか)ることを選んだということ。『信を問う』という言葉は、人によっかなり多義的に使われているところがある。私自身の語感では『信』というのは〝賛否ではない〟ので。存在をかけるということだと思っている。制度上、知事の職務を止められるのは『県議会』しかない。県民の代表である県議会が不信任決議をすることが唯一。知事の職務を続けるべきでないと県議会が判断するのであれば辞めたいと思う。」

県民意識調査では「再稼働の条件が整っていない」とする意見が6割を占めました。

■花角英世知事
「どちらかの答えを取れば、必ずどちらかの反発は残る。これは避けられないと思うが、できるだけ反発する思いを小さくしたいと思っていたのは事実。」

県民には東電への不信感が根強いままですが、知事自身は-

■花角英世知事
「私が100%、この会社と心中してもいいとかそういう信頼ではないが、原子力規制委員会は、この会社は原子力発電事業を的確に遂行する能力がないとは言えないと判断している。」

今の県議会は知事を支える自民党が単独過半数を占めていて、容認にお墨付きを与えるのは〝確実〟の情勢です。

■花角英世知事
「(Q.議会が知事を不信任にするのは考えにくいと思うが)それは分かりません、私は。」


12月県議会は12月2日に開会。
関係者によると知事は閉会後の年末に上京し、赤沢経済産業大臣に直接容認を伝える方向で調整しています。その後、東京電力は準備に入り年度内には再稼働の準備が整います。

福島の原発事故後、東京電力にとって初の再稼働ケースとなります。
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