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2026年04月01日(水)本日の番組表

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2026.04.01【特集】さよなら小さな小学校「中通小学校」全校児童34人 最後の日を取材【新潟・柏崎市】

【特集】さよなら小さな小学校「中通小学校」全校児童34人 最後の日を取材【新潟・柏崎市】
46年の歴史に幕
少子化や過疎化の進行により、県内ではこの春 12校の小学校が閉校になりました。そのひとつ、柏崎市の『中通小学校』は全校児童34人の小さな学び舎です。地域とともに、子どもたちを育んできた小学校の最後の日々を取材しました。

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真新しい中学校の制服に身を包んだ児童たち。
6年生5人の卒業式です。

「卒業生、入場。卒業生が入場します。拍手でお迎えください。」

柏崎市の山のふもとにある『中通小学校』。今年度でその歴史に幕を下ろします。
■全校集会
「おはようございます。」

全校児童34人。3・4年生と5・6年生は複式学級。2つの学年が一緒に学びます。先生との距離が近いのも特徴です。給食も休み時間もみんな一緒。

■児童
「(Q.休み時間なにするの?)ドッジボール!」
■児童
「(Q.みんな学校は好きですか?)好きでーす!」
■児童
「(Q.今年度で閉校だけど気持ちは?)えっとね、悲しい。」
■児童
「昼休みに教室にいても聞こえる人の声が好きです。」

3つの小学校が統合し、1980年に開校した『中通小学校』。かつて160人いた児童も、いまは34人です。子どもの数は減り続け、今年度での閉校と別の小学校との統合が決まりました。

■柏崎市教育委員会教育総務課 細山和美課長
「一定数の児童の確保が必要。小学校については複式学級が3クラス、これが複数年予定されていること(が統合の基準)。」

柏崎市の児童数は、この30年で半分以下に。出生数は2025年 初めて300人を切りました。柏崎市は小・中学校の統廃合を進めています。

■柏崎市教育委員会教育総務課 細山和美課長
「大きな学校になることで、これまで実現できなかったより多くの仲間と交友すること、そのことで思考力や発想力が磨かれていくのではないかと思っている。」

春からは新しい学校へ、スクールバスで通うことになります。先生に見守られながら乗り降りを練習します。


変わるのは、子供たちだけではありません。
「ほぼ毎日一緒に歩いてくれてありがとうございました。安心して登校することが出来ました。」

手渡したのは、感謝の思いを込めた〝のぼり旗〟です。

■児童
「毎日登校中に見守ってくれてる人へのメッセージ(を書いている)。」

全校児童がメッセージを記していました。

■16年間児童の見守り活動 辻沢さん(77)
「すごく感激した。(閉校は)寂しい気持ち。この地区のみんながそう思っている。歩く姿を見て畑仕事をしたり、通勤するときは元気をもらっていたと思う。」


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「卒業生入場。拍手でお迎えください。」

開校から46年、最後の卒業生です。

■卒業生
「自然に囲まれていて、花いっぱいのこの校舎が大好きです。」
■卒業生
「仲間とのきずなは私たちにとって宝物。これからもずっと変わりません。」
■卒業生
「自然がいっぱいで全員仲良くていい学校でした。1・2年生に会えなくなるのが寂しいですね。」
■卒業生
「つらいこともいっぱいあったけど、それを上回るくらい楽しいことが多くて、いい6年間でした。」

■保護者
「自然に囲まれていて、先生が目が届く範囲でみんな見てくれているので、みんな素直ですごくいい子。すごく安心して学校に預けられた。」


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「ただいまより閉校式を挙行いたします。」

■中通小学校 阿部元治校長
「いよいよお別れのときが来ました。『ThankYouk中通。ここが僕たちのふるさと』。」

これが、最後の校歌です。

■中通小学校 阿部元治校長
「これが最後だと思うと感慨深いものがある。この歌は一生忘れないと思うので、心のなかにしまっておきたいと思います。」


春からは、統合で誕生する『桜通小学校』へ-
この場所で過ごした時間は、それぞれの未来へ続いていきます。

■在校生(5年生)
「ここで卒業したかったけど、桜通小でも友達とか作れればいいかなと思う。楽しみです。」
■在校生(4年生)
「桜通小学校になるのが楽しみ、たくさんの遊具があること。」

■閉校式後 集合写真
「なかどおり~!」
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