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2025.09.09【特集】愛子さま 新潟初訪問の記録:被災地など訪れ県民と交流【新潟】

【特集】愛子さま 新潟初訪問の記録:被災地など訪れ県民と交流【新潟】
県民に寄り添い心を通わせられた新潟初訪問の記録
9月8日まで3日間にわたり公務で県内に滞在された愛子さま。県民に寄り添い心を通わせられた新潟初訪問の記録です。

先週6日(土)の午後7時-
愛子さまは、上越新幹線で新潟駅に到着されました。愛子さまが新潟を訪問されるのは今回が初めて。滞在された3日間は、その姿をひと目見ようと沿道に多くの人が詰めかけ、来県を歓迎しました。

■長岡市民
「とてもかわいくてびっくりした。」
■長岡市民
「緊張しちゃって。」
「笑顔が優しい感じでかわいかった。」
■見附市民
「遠くからしか見えなくてテレビで見ている大きさだった。残念。主人はカメラで撮れたみたい。」


愛子さまは、7日(日)新潟市の朱鷺メッセで開かれた『ぼうさいこくたい』に出席されるため新潟を訪問。能登半島地震への支援の取り組みや課題などについてのセッションを聴講されました。

その後、新潟市歴史博物館を訪問し、中原八一市長らの出迎えを受けられました。愛子さまは、江戸時代に港で年貢米を船に積み込む風景が描かれた絵馬などをご覧になりました。

紙でよろいやかぶとなどを作って、子どもたちに身に着けてもらう活動をしている博物館のボランティアスタッフとも懇談されました。

■ボランティアスタッフ
「普段はかぶとなど作って着用体験をしてもらっていると申し上げたら、『私もかぶってみたい』とおっしゃられた。」
「サイズから愛子さまに見ていただきたいと言っていたら、『かぶりたい』とおっしゃったからこれを持っていってかぶせるのではと隣でドキドキしていた。」


最終日の8日(月)-
約100人の園児が出迎えるなか、愛子さまは小千谷市の『錦鯉の里』を訪問されました。館内では、ニシキゴイの餌やりを体験されました。

■愛子さま
「これは何ですか?」

■錦鯉の里 平沢勝佳事務局長
「これは小麦粉ですとか、ごはんつぶ。」

続いて、放流を体験-

■小千谷市 宮崎悦男市長
「『ニシキゴイに触れてみたい』という声もいただいて、急きょたらいに用意いたしました。ニシキゴイにも触れていただいた。(Q.触れたときの様子は?)大変喜んでおられて柔らかさとつや感、少しヌルッとした感じが『すごく不思議な感じがします』と喜んでいらっしゃった。」

白い体に赤く丸い模様が入った〝丹頂紅白(たんちょうこうはく)〟を放流されました。

■小千谷市 宮崎悦男市長
「『国旗にとても似ていますね』という話をいただいた。」


21年前の中越地震で、この地域のニシキゴイは危機にさらされました。

「いよいよニシキゴイの救出作戦がこれから本格的に始まります。」

多くの養鯉場が被害を受け、残されたニシキゴイをヘリで救出。別の施設に避難させるなどして伝統をつなぎました。

■小千谷市 宮崎悦男市長
「『中越地震からの復興は大変でしたね』というお話しをいただいた。」

愛子さまは、今年の猛暑の影響を心配されていたそうです。

■錦鯉の里 平沢勝佳事務局長
「『ニシキゴイへの影響はどうですか』と心配をされていた。渇水と生産者もニシキゴイを池から上げる事態となり、生産者はこの夏は大変だったと説明をした。」


出発の際、愛子さまが向かわれたのは園児たちのところです。

■愛子さま
「どんなお遊びをしますか?」
■園児たち
「ドッジボールがいい。」
「ドッジボールとかくれんぼ。」

園児たちへのお声がけ。これは当初の予定にはなかったことです。


このあと、愛子さまは中越地震で被災した旧山古志村の被害を後世に伝える『やまこし復興交流館おらたる』を訪問されました。そこには上皇ご夫妻が写るパネルがありました。

「11月6日、上皇さま・上皇后さまが(来られた)。」
「2週間後くらいですか。」

中越地震の発生から、わずか2週間後に被災地を訪問された上皇ご夫妻。愛子さまは、そのときの写真を熱心にご覧になりました。

■NPO法人中越防災フロンティア 田中仁理事長
「上皇后さまたちが避難所に来てくださって『みんな力になりました』とお伝えした。お話をさせていただいたときに、表情も緩やかに非常にお喜びになっていた印象を受けた。」

その後、ボランティアスタッフと懇談されました。

■愛子さま
「ご自身も被災されたのですか?」

ボランティアに関心を持たれ、日本赤十字社に勤務する愛子さま。

■愛子さま
「ボランティア活動を始めたきっかけは?」
「活動されていて、やりがいを感じられる、印象に残っていることは?」

次々と質問をされていました。

■ボランティアスタッフ
「東日本大震災についても、向こうの地域の方との関わりがどんなですか?とお聞きになって、炊き出しに行ったり訪問したりしていますと話した。」


すべての日程を終え、JR長岡駅に到着された愛子さま。沿道に集まった多くの人たちに長い時間、手を振られました。

■長岡市 磯田達伸市長
「長岡市民にとっても被災地の中心の山古志を訪れ丁寧に見ていただいたのは、心に残る1つの大きな記憶に残る出来事だった。」

■花角英世知事
「『大変充実した新潟への訪問でした』とおっしゃっていただいた。県民としても本当にうれしいご訪問でしたとおかえしした。」

■県民
「かわいかった。」
「きれいだった。」
「うなづいているのがすごいやさしそうだった。」
「復興の道のりを学ばれたと思うと、寄り添ってくれている感じがうれしい。」

県民にとって、愛子さまの優しさ・温かさに触れた3日間となりました。
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