2026.03.06【特集】春夏通じ初の甲子園『帝京長岡』導入されるDH制 その候補選手は:春のセンバツ甲子園【新潟】
春夏通じ初の甲子園『帝京長岡』
春のセンバツ甲子園では、今回の大会から高校野球に大きな変化が起こります。それが『DH制の導入』です。DHとは指名打者とも呼ばれますが、投手の代わりに打席に立つバッティング専門の選手のことです。守備につくことはありません。
下記3つの目的から導入されることとなりました。
1.部員数減少のなかで新たな活躍の機会創出
2.熱中症などの健康対策
3.学生野球全体で採用されていること
センバツに出場する『帝京長岡』と『日本文理』2校のDH候補は誰になるのか。
今回は、『帝京長岡』のチームの特徴とともに紹介していきます。
【帝京長岡】――――――――
悲願の夢舞台へ『帝京長岡』。
秋の北信越大会では、史上初の県勢対決となった決勝を制し、北信越の王者となりました。
■帝京長岡 鈴木祥大主将(2年)
「新潟の野球をもっと強くしていきたい思いがあるので、初出場・初優勝を全員で目指して頑張っている。」
近年はあと一歩のところで涙を飲み続けた帝京。先輩たちの悔しさを知るだけに、キャプテンの鈴木祥大は聖地に立てる喜びを感じています。
■帝京長岡 鈴木祥大主将(2年)
「何回も逃してきて、やっとの甲子園で自分たちの代で甲子園に行きたいという思いがあって新チームが始まったので、(甲子園出場を)達成できて帝京長岡の歴史を変えたのでうれしい。」
創部初の甲子園、その原動力になった存在がー
1年生エース・工藤壱朗です。持ち味はキレのある最速140km/hのストレート。北信越大会では、4試合で自責点3と抜群の安定感で優勝に導きました。
■帝京長岡 工藤壱朗投手(1年)
「プロ野球選手になりたいという目標があって、芝草監督や茨木佑太先輩(現・ロッテ)がいたので、憧れの先輩を目指して帝京長岡に決めた。」
入学直後の春から公式戦を経験している工藤。センバツでは、エースの自覚と誇りを持ってマウンドに立つ覚悟です。
■帝京長岡 工藤壱朗投手(1年)
「帝京長岡のエースとして、帝京長岡の顔となる選手にならないといけない。優勝に向かっていけるように頑張る。」
そして、センバツから導入される『DH制』。
その候補となる選手はー
■帝京長岡 芝草宇宙監督
「甲子園の大事な試合になれば打ってくれると思うので、彼には打撃を期待している。」
1年生の木戸楽翔(がくと)。広角に長打が打てる184cmのスラッガーです。苦手な食トレーニングにも逃げず、体重増加に成功しました。
■帝京長岡 木戸楽翔選手(1年)
「(食トレは)自分の苦手なところでもあるが、そこは歯を食いしばってやっていくしかないと思って(入学当初は)71kgで、いま79kgで(10カ月で)8kg増えた。」
努力の成果を夢の場所で。一打にすべてをかけます。
■帝京長岡 木戸楽翔選手(1年)
「DHはバッティングを期待されている選手なので、得点につなげるバッティングをしたい。」
帝京の強さの秘密は、野球だけではありません。
地域貢献活動のひとつとして行っている『雪かき』。グラウンドの周りはもちろん、地域の住宅の雪かきを手伝うこともあるといいます。
■帝京長岡 鈴木祥大主将(2年)
「道具を持って地域を回って雪かきを手伝っていて〝応援されるチームを目指す〟のが目標なので、感謝を伝えようと雪かきをしている。」
■近所に住む人
「よく走っているのも見ているが『こんにちは』とあいさつしてくれるので、(地域貢献活動は)素敵なことなのでぜひ頑張ってほしい。」
地域の応援を力にー
初の甲子園で頂点を狙います。
春のセンバツ甲子園は、3月19日(木)から開幕します。