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2026.03.10【特集】JR東日本で働く女性職員に密着!運転士・車掌など 広がる活躍の場【新潟】

【特集】JR東日本で働く女性職員に密着!運転士・車掌など 広がる活躍の場【新潟】
JR東日本で働く女性に密着
運転士や駅の職員など、かつては男性中心だった鉄道の仕事も女性が活躍する現場に変わりました。

今回は、JR東日本で働く女性に密着。さらに鉄道の現場の『働き方改革』にもカメラが迫りました。


JR東日本・入社22年目の星麻耶さん。運転士歴は18年です。

■入社22年目 星麻耶さん
「この職場に来たときに女性初の運転士の養成をしていて、女性の先輩方たちの姿がとても素敵で『私もなりたいな』という憧れになって運転士を目指しました。」

定時運行は、運転士の力量にかかっています。

■入社22年目 星麻耶さん
「長く乗っていると、その駅間の運転時分を見ていると少し時間伸びているなとか、ここは少し詰まっているなというのが分かる。それに応じて速度を調整したりはします。遅れていた場合は、ここで回復運転できるかなとか考えながらその都度考えて速度を出していく。」

駅への停車も、腕の見せどころです。

■入社22年目 星麻耶さん
「自分の思い描いた感じのブレーキで止まるところにぴったり止まると、自己満足の世界なんですけどそれがやりがいでもあり楽しみ。」

もちろん、乗客への心配りと安全を第一に考えています。

■入社22年目 星麻耶さん
「できるだけ揺れないような運転とか、皆さん揺れてしまったりするので、揺れてしまうところは速度抑えてその分違うところで速度出して合わせたり。」


JR東日本新潟支社に女性運転士が誕生したのは、2005年のこと。

■入社22年目 星麻耶さん
「私は運転士の女性でいうと3期生で、女性の先輩が3人しかいない環境でした。」

現在、新潟支社の運転士の約8%が女性です(2025年時点)。その先駆けの一人である星さん。運転するのは普通列車だけではありません。この日の最後の乗務は、午後5時58分・新潟発の『特急いなほ』。

■入社22年目 星麻耶さん
「特急では速度が違ってきますし、(特急いなほが走る)白新・羽越線に至っては最高速度が4回変わる。頭はずっと考えています。」

新発田に到着-
このあと終点の山形県・酒田まで運転して宿泊。翌朝の列車を運転して新潟に戻ります。

小学生2人の母親である星さん。子どもが小さいころは悩むこともありました。

■入社22年目 星麻耶さん
「(子どもが)小さいころの方が『なんで夜いないの』とか『友達のお家はお母さんは夜お家にいるのになんでいないの』とか。」

大切にしているのは、家族との時間。

■入社22年目 星麻耶さん
「泊まり勤務をしているので、一日夜いなくても翌朝早く帰って来られる日は『児童クラブに行かずにまっすぐお家に帰ってきなさい』という感じで、家族で過ごせる時間を増やせるように。」

いまは後輩の女性運転士のサポートも心がけています。

■入社15年目・2児の母 清田綾佳さん
「約4年間休んだので、もう運転のことを全然忘れていました。先輩ママなので仕事と育児を両立している先輩がいるので、色々話も聞けました。」

■入社22年目 星麻耶さん
「育休期間中も会いに行って、私の体験談が参考になればと思って話しています。」

経験を伝えることが、これからの使命です。

■入社22年目 星麻耶さん
「私はたくさんの人に育ててもらった。色々なことを教えてもらった立場であるので、それをこれから還元していくかたち、若い世代に橋渡ししていけるようになりたいなって思っています。」


JR東日本は、2022年から社員が複数の業務を担う『新しい働き方』の導入を進めています。運転士や車掌も、イベントなどの企画業務や駅での勤務を担当するなど、専門領域を越えた勤務体系です。

■JR東日本新潟支社 羽中田淳企画総務部長
「やはり複数の業務を行うことにより駅やお客様を案内する車掌の業務や、あとは運転する業務。それぞれについて知識をもっている人間がお客様に案内することが、お客様にとってもより分かりやすいサービスになってくるという風に思っております。」


入社8年目の土田栞李(30)さん。メインの仕事は車掌です。

■入社8年目 土田栞李さん
「1番最初にお客様の思いを伝える先は、駅改札。」

この日まず担当したのは、車掌ではなく長岡駅の改札業務。

■乗客
「私、十日町から来たんですけど、そのまえに見附から乗ったんですよ。」
■入社8年目 土田栞李さん
「精算済み確認できました、取り消しますね。」

■入社8年目 土田栞李さん
「駅改札に立っていれば、これから旅行を始めるお客様が改札前にいて、車掌として電車のなかでお客様を見ながら仕事をして、私自身も電車に携われたことによって人をつなげているなと思うところがある。」

午後4時、ここからは信越本線の列車に車掌として乗務します。

■入社8年目 土田栞李さん
「電車がホームに入るときに、状態注意といってホームに危ないお客様がいないか安全確認をして、状態に注意しながらホームに入ってドアを開けて閉める。」

車内アナウンスをする際には、意識していることがあります。

■入社8年目 土田栞李さん
「ダイヤ乱れるかもしれない、前もってお客様に放送した方がお客様に安心を与えられるかを常に考えながら、ゆっくりお話ししてお伝えできればと意識しています。」

新潟市出身の土田さん。この仕事を目指すきっかけは、大学受験に向かう電車で耳にした車掌からの応援メッセージでした。

■入社8年目 土田栞李さん
「『後悔しないように全力で頑張ってください』という熱いメッセージを当時の車掌さんからいただいて。当時 高校の同級生と一緒に越後線に乗っていて、2人で泣きながら(電車を)降りたのを覚えています。」

午前0時3分、長岡駅に到着-
車内を確認。点呼を済ませてこの日の勤務は終了です。

■入社8年目 土田栞李さん
「おつかれさまでした。」


別の日、出勤してきた土田さんの姿は制服とは違ったカジュアルな格好。
この場所はー

■入社8年目 土田栞李さん
「長岡統括センター内でいままでやってきたイベントとかの取り組みを最後に報告する資料を作成しなくてはいけなくて、それをいま作っています。」

この日は車掌や駅員ではなくオフィスで企画業務を担当。土田さんは、自治体などとのイベントの企画に取り組むチームに所属しています。

■入社8年目 土田栞李さん
「自分がいままでやっていたことと、別の系統を挑戦できるのが楽しいです。実際に乗務員や駅改札をしてると、お客さんの一番近いお声を聞くことができる。それが企画業務にすごく生きていると思います。」

取引先とのWEB会議も。一緒に働く先輩は・・・。

■土田さんの先輩 安達さとみさん
「自治体や部外の会社の方など、色々な方と接することが必要になる。フランクに話をして、彼女の人柄でできている仕事が多い。」

JR東日本では、2027年7月以降すべての社員が現場と企画部門の両方を担う形になる予定です。

■入社8年目 土田栞李さん
「私は新潟が大好きなので、お客様から見ると 駅・運転士・車掌が一番印象づくところかもしれない。いろいろな業種の分野がある会社ですので、そこのメリットを生かして新潟の発展につなげられたらいいなと思います。」
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