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2025.09.08【秋雨シーズン】この先も雨の日が多く 再び大雨になるところも【気象予報士が解説|新潟】

【秋雨シーズン】この先も雨の日が多く 再び大雨になるところも【気象予報士が解説|新潟】
「線状降水帯」の発生予測情報の受け取り方を確認
7日(日)~8日(月)にかけて、県内は大雨となったところがありました。8日(月)の24時間降水量は、村上市高根で211mm、新潟市東区松浜で141mmを観測し、観測開始以来9月の最大値を更新しました。

今回の大雨に対して「線状降水帯」の発生予測情報が発表されましたが、この情報についてあらためて受け取り方を確認したいと思います。
線状降水帯の発生予測情報は、2025年8月29日までに全国で41回発表されました。そのうち、実際に線状降水帯発生したのは8回と適中率は約20%でした。このように百発百中ではないものの、じつは予測情報が出たうちの20回、約半分の確率で3時間降水量が100mm以上の大雨になっています。つまり、発生予測が出ているときは危険な大雨になることが多いわけです。
8日(月)の大雨も線状降水帯は発生しませんでしたが、大雨になった例です。線状降水帯が実際に発生するかしないかが重要なのではなく、この予測が出たときは何かしらの大雨が起こるかもしれない・危険な気象条件であると思って、大雨災害への心構えを一段高めるようにしてください。

さて、9日(火)も傘が必要なところがありそうです。

◆9日(火)午前9時の予想天気図
秋雨前線が本州付近に停滞して、湿った空気が流れこみやすくなるでしょう。このため、県内は大気の状態がやや不安定になり、所々で雨雲が湧いてきそうです。

◆9日(火)の天気の移り変わり
朝6時は日のさすところもありますが、全般に雲の多い天気でにわか雨のところがあるでしょう。時間を進めると、日中も不安定な空模様で山沿いを中心に所々で雨が降り、カミナリを伴うところもありそうです。
そして、夜は平地も含めて広く雨雲がかかり、一部雨脚が強まるところもあるでしょう。

そして、この先もスッキリしない天気が続きそうです。

◆10日(水)以降の予想天気図
向こう1週間は、秋雨前線が日本付近に停滞しやすく所々で雨の降り方が強まるでしょう。

本格的な秋雨シーズンに入り、たびたび【警報級の大雨】となる可能性もありますので、こまめに天気予報を確認して日ごろから大雨への備えをするようにしてください。
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