2026.01.30【衆院選|新潟3区】前職2人と新人 支持獲得に走る:シリーズ候補を追う②【新潟】
シリーズ候補を追う②新潟3区
衆議院議員選挙の県内小選挙区の戦いをお伝えします。2回目は【新潟3区】です。
【新潟3区】には、3人が立候補しています。
届け出順に、参政党の新人・佐久間慶子さん、中道改革連合の前職・黒岩宇洋さん、自民党の前職・斎藤洋明さんです。
前職同士の6度目の対決に新人が加わった選挙戦を取材しました。
―――<参政・新 佐久間慶子候補>
初めての国政選挙となる参政党の新人・佐久間慶子さん。胎内市出身の自営業で、2025年 参政党に入党しました。
■参政・新 佐久間慶子候補
「先般のコロナパンデミックの際に日本政府の対応に非常に危機感を覚えまして、日本が日本のままでずっといられるのだろうかと、そんな危機感を強く覚えたのをいまでも覚えています。」
参政党の一丁目一番地、減税というものをしっかり行なっていく。これを訴えていきたいと思っています。」
減税によって経済の持続的な発展を実現したいと力を込めました。
食料問題についても-
■参政・新 佐久間慶子候補
「食というのは、本当に国の安全保障に直結する問題だと思っている。1次産業従事者の所得の増加・所得の安定などを目指して、参政党は頑張ろうとしております。」
このほか、労働力不足の問題を解決しようと国内人材の活用を増やすと訴えます。雪のなか、ポスター貼りも自ら行います。
■参政・新 佐久間慶子候補
「今回は雪の影響で、自分で(ポスターを)貼ろうと思って。党員もみんな一生懸命頑張ってくれているが、このエリアは雪が多くて夏の参院選よりも全然貼れるスピードが違うので。」
2025年の参院選で、参政党は大きく議席を増やしました。佐久間さんはその勢いに乗りたいといいます。
■参政・新 佐久間慶子候補
「(3区は)自民と中道の選択2つのみで、知り合いからも『やっとそれ以外の選択肢が出てきた、ありがとう』と言われたり。第三の選択肢になれるように頑張りたい。」
街頭に人が集まりにくいなど冬の選挙に苦戦しながらも、ボランティアとともにXやYouTubeなどSNSでの広報に力を入れています。
■参政・新 佐久間慶子候補
「3日前にアカウントを立ち上げたんですけど、Xのフォロワーは800人以上ついてくださっているので、政治のXは強いなと感じている。短期戦なのでしっかりSNSを活用して戦っていきたい。」
この日は雪が降るなか、関川村の道の駅で街頭演説をしました。
■参政党支持者
「Instagramで(見て来た)。(Q.なぜ参政党を支持?)子どもたちへの支援の点で政策にひかれた。」
無党派層が多いとされる都市部の支持の獲得を目指します。
―――<中道・前 黒岩宇洋候補>
朝の街頭で妻・美春さんと手を振るのは、中道改革連合の前職・黒岩宇洋さん。前回の衆院選では、3年ぶりに議席を取り戻しました。
新発田市であげた第一声は、高市政権への批判から始まりました。
■中道・前 黒岩宇洋候補
「この国の国家を変えていくと言葉は踊るけれども、しかし足元・国民生活に根差している、こんな実感が湧かないんですよね。」
地方への積極財政を掲げ、豪雪地帯の住民に1人5~10万円の『雪国給付金』を支給すると訴えます。
■中道・前 黒岩宇洋候補
「家庭でも除雪機を購入し、そして労力とお金をかけて雪国で生活している。地方に対してこの積極財政を進め、3区有権者の暮らし・北国の生活を支えきっていく。」
この日向かったのは、村上市の山北地域。
前回は、大票田の新発田市や新たに選挙区に加わった新潟市北区・秋葉区で票を獲得。農村部へのさらなる支持拡大を図ります。
■中道・前 黒岩宇洋候補
「もちろん全地域に力を入れますが、寒い厳冬期は雪の地域が苦しんでおられるので、まずはそういったところに声を届けたいと思って。」
立憲民主党と公明党が中道改革連合を結成すると、黒岩さんは高市政権と対抗するためこの新党からの出馬を決めました。
しかし、公明党の支持層からの票は未知数だと話します。
■中道・前 黒岩宇洋候補
「実際、選挙が始まってから直接交流等する予定になっているので、投票日まで間に合うかどうかわからない序盤戦です。」
先週末の総決起集会には、280人ほどの支援者が赤いハチマキを巻いて集まりました。そこには中道のポスターを持った公明党の新発田市議の姿も。
■公明党 渡辺喜夫新発田市議
「中道改革連合の皆さんの大勝利のために戦いましょう。頑張りましょう。」
■中道・前 黒岩宇洋候補
「こうなると選挙は結局勝つか負けるかですから、本当に一票差でも勝ち抜けます。」
―――<自民・前 斎藤洋明候補>
自民党の前職・斎藤洋明さん。妻・更紗さんと息子・太郎さんとともに第一声に臨みました。前回の衆院選では約1万300票差で敗れたものの、比例復活を果たしました。
物価高のなかでの『責任ある積極財政』を強調します。
■自民・前 斎藤洋明候補
「物価高に苦しむ国民の負担軽減をもっと進めていかなければいけません。」
小学校の給食費や高校授業料の無償化などを進めるため、高市政権の地盤を固める必要性を訴えました。
■自民・前 斎藤洋明候補
「この選挙に勝てば、もっと地元のために働くことができます。新潟のため、新発田・聖籠のため、そして日本のために、新しい制度・仕組み・予算・法律を作ることができます。」
黒岩さんとは今回で6度目の対決で、戦績は2勝3敗。前回のリベンジに燃えています。自民党県連の岩村幹事長は、高市政権の人気を受けて若年層への浸透を図る考えです。
■自民党県連 岩村良一幹事長
「高市政権の支持率と小選挙区の支持率が違うので、(高市政権の)追い風はあるもののいつもの通りまんべんなく広く支持のお願いをしていくことが重要。」
地元・村上市では、高橋市長と街頭に-
■自民・前 斎藤洋明候補
「小選挙区で当選するまで必死にいまやっていますので、北区も秋葉区もいままで以上に頑張ってくれていますので、一番で当選できるように力を貸してください。お願いします。」
第一声の後に訪れた新潟市北区の公民館には20人ほどの支援者の姿が。自公連立の解消後、初の選挙、その厳しさを訴えかけます。
■自民・前 斎藤洋明候補
「普通に計算すれば厳しいです。普通にというのは、いままで応援していただいた政党が残念ながら今回野党と合流しての選挙で、また参政党も候補を立てたということで厳しいは厳しいけれども、皆さんからいままで通り いままで以上に応援してもらえれば、最後の最後には小選挙区で絶対に勝てる選挙だと思う。」
前回、都市部の票を固めきれなかった反省から新潟市近郊でも支援者と顔の見える関係を作っていきたいと話します。
■自民・前 斎藤洋明候補
「まだまだ活動が足りなかった地域であって、応援団の方々もだんだん増えてきている地域ですので、しっかりいい選挙をできるように頑張りたい。」